【2023さいたまクリテリウム】前日イベント開催!超豪華メンバーがファンと交流

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「J:COM presents 2023ツール・ド・フランスさいたまクリテリウム」がいよいよ明日11月5日、JRさいたま新都心駅周辺の特設コースで開催されるが、前日のこの日、出場予定選手が参加し観客と交流するイベントが開かれた。シーズン最後のリラックスした雰囲気を楽しむ選手たちをレポートする。

久しぶりに開かれた「交流会」

コロナ禍以前は、毎年様々な趣向を凝らした(ネタかもしれないが)交流会が開催されていたが、2018年以来の再開となった。今年の企画は2つで、最初は「和」を楽しんでもらうものだ。

書を楽しんでもらいましょう!

ということで壇上に呼ばれたのは左からタデイ・ポガチャル(スロベニア/UAEチームエミレーツ)、ジュリオ・チッコーネ(イタリア/リドル・トレック)、セップ・クス(アメリカ/ユンボ・ヴィズマ)、新城幸也(日本/バーレーン・ヴィクトリアス)。書道を体験してもらうという企画だ。

全員、袴でバッチリ決めております。お似合い!ちなみに新城選手は中学まで習い事として書道を嗜んでいたとのこと。美文字に期待。

まず見本として、地元高校の書道部のみなさんがパフォーマンスを披露。選手が見守る中、今日にふさわしい字と言葉をしたためてくれた。なお背景の虹やライダーの絵も自分たちで描いたという。この後、選手たちが揮毫する時の頼もしいサポート役になってくれた。

4人それぞれに1文字の課題が出され、サポートされながらほぼ全員一息で筆を動かした。2−3分もかかっていなかっただろう。やはりトップ選手は集中力が違う。

ポガチャル選手はツールではずっとヤングライダー賞を取り続けているということで(マイヨジョーヌももちろん取っているが)、青い台紙に「新」
チッコーネ選手は山岳賞の「赤」。何やらアートセンスを感じさせる前衛的な字形に
クス選手はブエルタのマイヨ・ロホである「赤」。英語よりはうまくいったんじゃない?とおどけていた
新城選手は自ら、開催地埼玉の「埼」の字を選んで見事な腕を披露。さすがの手習い、堂々とした美しい字です

個人的にはこのサイン付きというのがとてもプレミアで、どこに飾るんだろうかと非常に気になっております。

渡辺航先生と一緒に漫画を書いてみよう!

次は『弱虫ペダル』でお馴染み、渡辺航先生と一緒に線画を描いてみようという企画である。

登場したのはこの4人!とんでもない豪華メンバー。描くということでベレー帽で登場。みんなお茶目に見えてくるのは気のせいか。

かなり上機嫌で4人のあいだでヒソヒソ雑談していた。ちなみにベレー帽が黄色いのはマイヨジョーヌにちなんでいる

さてこの4人にはそれぞれ別のお題が出され、与えられた4分間で描いてもらい、そのお題に見える出来栄えかを新城選手が審判役でジャッジするという流れになっていた。なお渡辺先生はこの4人のお題すべてを入れた何らかの絵を、同じ4分間で描いてもらうというなかなかの難題が課された。

ということで、渡辺先生も含めて4分間はガチ真剣。

仕上がりは‥?

ポガチャルさんお上手です

お披露目の最初はポガチャル選手だったが、見てすぐにわかるレベルの出来栄えで「新幹線」を描いてみせた。乗ってどこか観光を楽しんだのだろうか。

フルームさん絵心あります

赤く色づいた木‥「紅葉」。雰囲気がよく出ております。新城選手も一発で正解。

やっちゃったのはこの人

サガン選手、審判役の新城選手にはお題が何かを言わずに当ててもらう企画だったのに、最初にデーン!とお題の絵も出して「どうだ似てるだろ」と思いっきりドヤ顔してしまった。通訳&司会の人も爆笑、横にいたカヴェンディッシュ選手からは「それ出したらあかんて」とばかりに突っ込まれ、バツが悪そうににっこり。でもは鳥居ちゃんと描けていた。

予想を裏切ったのはこの人

最後にお披露目となったのがカヴェンディッシュ選手だが、お題はさいたま市のPRキャラクター「つなが竜ヌゥ」。彼は絶対に知らないはずのキャラクターだが、初見にもかかわらずうまく特徴を掴んだ絵で会場を驚かせた。マジうまい!

さて渡辺先生はこの4つをうまく描けたのか‥?

4人のお披露目が終わった後、渡辺先生の作品はどうなったのか、皆興味津々。

いやもう流石としか言いようがない素晴らしいまとめ方。見事に違和感なく全てが入っている。感服です!

今年も、トップ選手たちの意外でユーモラスな一面が垣間見える楽しいひとときとなった。前日イベントはこの後21時より、明日のレースを生中継するJSPORTSが独占放映する「前夜祭」で終了。明日はいよいよレース本番となる。

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