挫折や栄光、多くの失敗、仲間の存在、心から楽しむことーー。
チャベスのレースでの劇的復活、その勝利を喜びながらも、
「年をとるのはやだね、若い奴らばかりが勝つよ」
そう言っていたベテラン選手のヘイマンは、
何度も挑戦してきたクラシックレースで…最後に奇跡を起こします!
これが掛け値なく本当の出来事なのだから、ロードレースはファンタスティックなんです!
『諦めず進む勇気』をもらえる映画です。」
—「弱虫ペダル」作者/渡辺航
サイクルロードレースのトップカテゴリである、あるUCIワールドチームの戦いに5年間にわたって密着した記録映画『栄光のマイヨジョーヌ』が2020年2月28日より、東京・新宿ピカデリー、大阪・なんばパークスを皮切りに順次全国公開される。先ごろ予告編が公開された。
劇場公開にあたって決まったキャッチコピーは「君が勝つために、僕は負けるんだ」。自転車ロードレース競技が犠牲心を必要とするものであることを、これほど如実に表したものはないだろう。また公開にあたり、日本における自転車漫画の金字塔『弱虫ペダル』(秋田書店刊)の作者、渡辺航氏がコメントを寄せている。
「ロードレースはよく人生に例えられます。
挫折や栄光、多くの失敗、仲間の存在、心から楽しむことーー。
チャベスのレースでの劇的復活、その勝利を喜びながらも、
「年をとるのはやだね、若い奴らばかりが勝つよ」
そう言っていたベテラン選手のヘイマンは、
何度も挑戦してきたクラシックレースで…最後に奇跡を起こします!
これが掛け値なく本当の出来事なのだから、ロードレースはファンタスティックなんです!『諦めず進む勇気』をもらえる映画です。」
—「弱虫ペダル」作者/渡辺航
このほど公開される『栄光のマイヨジョーヌ』は、2012年結成されたオーストラリア籍のUCIワールドツアーチーム「グリーンエッジ(現ミッチェルトン・スコット)」の軌跡を結成から5年間密着した記録映画だ。世界を転戦するチームの様子だけでなく、チーム内の各選手たちがそれぞれ直面する状況に立ち向かう姿や選手同士の絆を描き、「チームの信念」を浮き彫りにしていく(原題は『ALL FOR ONE』)。撮影はフランス、スペイン、イタリア、ベルギー、コロンビア、南アフリカ、アメリカ、オーストラリアで行なわれた。
グリーンエッジといえば、オーストラリア籍のUCIワールドツアーチームとして注目され、当初のスプリンター中心の編成から、次第にグランツールでも総合成績上位を収める総合的なトップチームへと成長を遂げたことで知られる。ここ数年総合系レーサーとして台頭してきたイェーツ兄弟、病気に苛まれながらも見事に復帰したエステバン・チャベスらが、チーム内でどのような選手生活を送っていたのかも垣間見られそうだ。
映画『栄光のマイヨジョーヌ』は、2020年2月28日より東京・新宿ピカデリー、大阪・なんばパークスを皮切りに順次全国公開される。
外部サイト:映画『栄光のマイヨジョーヌ』公式サイト