ポガチャルも「完璧なバイク」と絶賛、ニューモデル「V4Rs」発表|COLNAGO

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一昨年、昨年のツール覇者タデイ・ポガチャルはじめ、UCIワールドチームであるUAEチームエミレーツをサポートする「COLNAGO(コルナゴ)」が、フラッグシップロードの最新モデル「V4Rs」を発表した。以下、ニュースリリースより紹介。

The new COLNAGO「V4Rs」

勝利のために - Built to Win -

ロードバイクは、コンポーネントなどの多くパーツから構成される非常に複雑なシステムです。そして、その組み合わせによって発揮される性能は常にトレードオフの関係にあります。しかし、トップレベルのチームをサポートするバイクとして妥協を許すことはできません。特に今回はV3Rsという多くの実績を残したバイクがスタート地点だったため、新しいバイクの開発は非常に難しいものでした。そこで我々は、ポガチャル選手をはじめとする世界で最も要求の厳しいトップライダーたちと開発を共にし、多くのテストと最終的なレースでの検証を経て新しいバイク「V4Rs」を開発しました。V4Rsは、コルナゴの「V」を継承する、勝つためのバイクとして誕生しました。

コンセプト

V4Rsはあらゆる地形で優れた性能を発揮する史上最速のモノコックフレームです。プロトタイプの段階から、UAEチーム・エミレーツと協力して開発され、数多くの風洞テストや実地テスト、そして実際のレースでもテストが行われました。
ライダーからのフィードバックを得て、「エアロダイナミクス」「軽量性」「動的剛性」「ジオメトリ」「堅牢性と信頼性」の5つの領域で進化を遂げています。

エアロダイナミクス

Wahoo Bolt V2のサイコンに対応し50km/hで0.75Wを低減できる専用マウントを近日発売予定
Wahoo Bolt V2のサイコンに対応し50km/hで0.75Wを低減できる専用マウントを近日発売予定

V4Rsは1つの総合的なシステムとして設計されました。その目的は、「Ready to Race」。つまりレースに備えた完全なロードバイクを作ることにあります。
特に前方からの空気抵抗に焦点を当て、ヘッドチューブやフォーククラウンの一体感を高めました。モノコック成形されたハンドルバー「Colnago CC.01」と組み合わせることで、さらなるエアロダイナミクスを実現し、90rpmで50km/hでペダルを漕いだ場合、V3Rs Discと比較して27.7Wを低減することができます。

軽量性

V3Rs(Colnago Sr9ステム+Colnago Hbe41ハンドルバー)と比較し、V4Rs(Colnago CC.01ハンドルー)は47g軽量化された
V3Rs(Colnago Sr9ステム+Colnago Hbe41ハンドルバー)と比較し、V4Rs(Colnago CC.01ハンドルー)は47g軽量化された

軽量化は、V4Rsへの進化において最も困難な課題の一つでした。
なぜならV3Rsはすでにレースに向けて軽量化が行われていたからです。しかしシステム全体、つまりフレーム、フォーク、ヘッドセット、ハンドルバーの重量を比較しトータルで47gが軽量化されています。

動的剛性

COLNAGOによって新たに導入された概念で、実験室などの静的な測定と、実際のサイクリング時の動的な測定を組み合わせた剛性測定です。COLNAGOの研究開発部門が開発した新しいテスト理論によって、レースで直面するあらゆる状況に対して剛性と快適性のバランスが取れたフレームに仕上がりました。

ジオメトリ

プロ選手からのフィードバックをもとにジオメトリが再設計されています。特に、リーチとスタックハイトが見直されており、全てのサイズでバランス良くパフォーマンスが発揮できるように調整されています。
シートチューブ長とリーチの関係がほぼ同一となり、より簡単に正確なサイズ選択ができます。またサドル位置の調整による可能性の幅が広がりました。リーチ/スタックハイト比の最適化によりチェーンステーは短縮されています。

堅牢性と信頼性

厳しいレースでは、バイクへの堅牢性や信頼性は大切なポイントです。V4Rsでは、レース中に衝撃を受けやすいパーツの耐衝撃性も向上しています。シートステーは一新し、エアロダイナミクス形状に加え、曲げや衝撃に対する抵抗力が大幅に上がりました。また、ヘッドセットにセラミックスピード製のSLT(固体潤滑技術)を備えたベアリングを装備し、耐久性と剛性を高めています。

品質と堅牢性を高めるため、V4Rsが完成するまでにはUAEチーム・エミレーツと共に多くの段階を経ています。昨シーズンのレースでは、「Colnago Prototipo」と名付けられたフレームが、さまざまなレイアップ(特定の層のカーボンファイバーの重ね合わせ)で実際に使用されました。そして最終的には、ツール・ド・フランスで最高レベルの結果に到達し、V4Rsの誕生へと繋がっています。

トップライダー達の証言

タデイ・ポガチャル選手(UAEチーム・エミレーツ)

「V4Rsは軽くて剛性が高く、思い通りに操れるレスポンスの良いバイクです。ペダルを踏むと本当によく進むので、登りでの素早いアタックが可能になります。そしてスピードと軽さだけでなく、楽しくて選手に自信を持たせてくれるバイクですね。6時間バイクに乗っても快適で、完璧なバイクです。」

ソフィア・ベルティッツォーロ選手(UAEチーム・ADQ)

オールラウンダーとして優れた才能を持つソフィア・ベルティッツォーロ選手。V4RsはUAEチーム・ADQにも供給されます。
「初めて乗った時、とても素晴らしいバイクだと感じました。私はオールラウンダーで、クライマーでもスプリンターでもありませんが、あらゆるシチュエーションにピッタリとフィットするような感覚がありました。走り出せば寄り添ってくれるようなバイクです。ただ感じるままに乗り心地を楽しめると思います。」

カラーバリエーション

UAEチーム・エミレーツ、UAEチーム・ADQそれぞれのチームカラーに加え、ブラック、レッド、ホワイトを基調としたカラーの5色展開。

SDM3[ UAE Team エミレーツ ]
WT23[ Team ADQ ]
RVBK
RVRD
RVWH

V4Rsプロダクトページ(コルナゴジャパンホームページ)

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