新城幸也が5年ぶりにアジア自転車競技選手権に出場、パリ五輪出場枠獲得を狙う

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 新城幸也(バーレーン・ヴィクトリアス)がタイ・ラヨーンにて開催されている2023アジア選手権ロードレースに日本代表として参加し、最終日13日の男子エリートに出場する。新城にとっては2018年以来、5年ぶりのアジア選手権出場で、翌年のパリ五輪の出場国枠獲得を狙うことになる。

JCFより出場メンバー発表

スタッフ
監督代行 清水裕輔
メカニック 酒井駿
マッサー  西應唯花

選手
男子エリート
個人ロード 新城幸也(JPCA/Team Bahraine Victorious)
個人ロード 山本大喜(三重/JCL TEAM UKYO)
個人ロード 岡 篤志(茨城/JCL TEAM UKYO)
個人ロード/個人タイムトライアル 小石祐馬(京都/JCL TEAM UKYO)
個人ロード/留目夕陽(中央大学/EF EDUCATION-NIPPO DEVELOPMENT TEAM)

女子エリート
個人ロード/個人タイムトライアル 樫木祥子(東京/株式会社オーエンス)
個人ロード 植竹海貴(東京/Y’s Road)
個人ロード 岩元杏奈(宮崎/宮崎県スポーツ協会/PEARL iZUMi)
個人ロード 川口うらら(兵庫/TEAM TATSUNO)

新城幸也選手のコメント

ジロ・デ・イタリア2023を完走後、喘息の症状や体調不良に襲われ眠れない夜が続き、2週間経っても、自転車に乗ることもままならない状態が続いていたが、新城は出場に向けて体調の回復に努めてきた。2、3日前から症状の改善がみえ、練習もできるようになったため、6月9日、アンドラの自宅からタイに向けて出発した。

新城は2011年に同じくタイで開催されたアジア選手権で優勝し、翌年のロンドンオリンピックの日本に出場枠1枠をもたらしており、今回も来年に迫ったパリオリンピックの出場枠獲得に向け、日本代表メンバー5人(新城幸也、山本大喜、岡 篤志、小石祐馬、留目夕陽)が協力してレースに臨む。

またバーレーン・ヴィクトリアスからは日本代表の新城、バーレーン代表としてアフメッド・マダン、台湾代表としてセルジオ・トゥの3選手が出場する。

新城幸也のコメント:
「久しぶりにアジア選手権を走れる事を楽しみにしている。アジア諸国はどんどんレベルアップしてきてるし、簡単なレースではないが、今回の一番の目標は日本チームの中から優勝者を出すこと。パリオリンピックの枠のために。現時点で、日本は世界ランキングではかなり厳しいところにいるので、このアジア選手権の優勝で、確実に手に入る出場枠1枠を獲得したい。

タイの開催ということで、僕にとってはホームレースのような感覚で走れる。 気候も道路状況も心配要素はない。日本チーム一丸となって、目標達成したいと思います。」

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