SpeedPlayがWahooブランドのもと、31年ぶりにメジャーアップデート!パワーメーター搭載モデルも
フィットネス機器やスマートトレーナーを展開する「Wahoo(ワフー)」が、「Speedplay (スピードプレイ)」を自社プロダクトとしてメジャーアップデートする。1989年に誕生以来、トップチームのライダーに支持されてきたビンディングペダルシステムだが、実に31年ぶりのリニューアルだ。全てのペダルを刷新したほか、詳細未発表だがパワーメーター搭載モデルもラインアップに追加する。
WahooがSpeedPlayをアップグレード!
「Wahoo(ワフー)」が、31 年前にカリフォルニアのガレージでSpeedplay ペダルが発明されて以来初めてのメジャーアップデートを発表した。Speedplay ペダルはロードサイクリングとトライアスロンに特化して設計されたビンディングペダルシステムで、使いやすい両面クリップインを提供する唯一のペダルでもあり、現在も多くのトップライダーが選択する玄人好みのペダルとしても知られる。2020 年、Education First — EF Pro Cycling TeamはSpeedplayペダルを使用し、ブエルタ・ア・エスパーニャでの表彰台を含むワールドツアーレースで上位入賞を果たし、ツール・ド・フランス、パリ・ルーベ、リエージュ・バストーニュ・リエージュ、パリ・ニースなど、複数のモニュメントも獲得した。2021 年も引き続き「EF — Education First Nippo」としてSpeedPlayを使用している。
今回Wahoo改良されたモデルは、COMP(19,000 円/税別)、Speedplay ZERO(25,000 円/税別)、Speedplay NANO(50,000 円/税別)、Speedplay AERO(32,000 円/税別)の4つ。クリートも、スタンダードテンション(ZERO、NANO、AERO、POWRLINK ZERO に付属)とイージーテンション(COMP に付属)の2つのオプションを用意した。どちらのクリートオプションも、旧「Speedplay Zero」モデルとの互換性も担保されている。
新ラインアップでは、スタンダードテンション、及びイージーテンションの両クリートのフロートを 0~15 度の範囲で調整可能、定期的なメンテナンスが不要なシールドベアリング、ペダル本体の見直しによる耐久性の向上など、性能面でのアップグレードを実現した。ZEROについては 4 種類の長さのスピンドルを用意しており、今後日本のSpeedplay 販売店やバイクフィッターを通してZERO のカスタムが可能になる予定だ。
また、今回新たにパワーメーター搭載モデル「POWRLINK ZERO」を発売することも発表した。しかし詳細は明かされておらず、発売は2021年の夏頃だという。今後のリリースにも注目だ。
COMP、ZERO、NANO、AERO は、すでにWahoo 販売店、および WahooFitness.com にて本日より注文可能となっている。
Wahoo SpeedPlay Lineup
SPEEDPLAY COMP
価格:1万9000円(税抜)
ペダル素材:グリボリー
スピンドル素材:クロモリ
重量:232g
Qファクター:53mm
付属クリート:イージーテンション
SPEEDPLAY ZERO
価格:2万5000円(税抜)
ペダル素材:グリボリー
スピンドル素材:ステンレススチール
重量:222g
Qファクター:53mm (56、59、65mm)
付属クリート:スタンダードテンション
SPEEDPLAY NANO
価格:5万円(税抜)
ペダル素材:カーボンコンポジット
スピンドル素材:チタン
重量:168g
Qファクター:53mm
付属クリート:スタンダードテンション
SPEEDPLAY AERO
価格:3万2000円(税抜)
ペダル素材:グリボリー
スピンドル素材:ステンレススチール
重量:224g
Qファクター:53mm
付属クリート:スタンダードテンション
SPEEDPLAY STANDARD TENSION CLEAT
価格:8000円(税抜)
重量:142g
リリースアングル設定:0~15度
クリップインのしやすさ:固い~中
リリーステンション:固定-中
調節幅(前後):13mm
調節幅(左右):6mm
角度調整:可
SPEEDPLAY EASY TENSION CLEAT
価格:8000円(税抜)
重量:132g
リリースアングル設定:0~15度
クリップインのしやすさ:やさしい
リリーステンション:固定-緩い
調節幅(前後):13mm
調節幅(左右):6mm
角度調整:可
問い合わせ先
ワフーフィットネスジャパン
インターテック