【2018ジャパンカップサイクルロードレース】現地レポートまとめ#3-クリテリウム表彰式まで
10月21日に開催される「2018ジャパンカップサイクルロードレース」の前哨戦として、宇都宮市街地で行われた「2018ジャパンカップクリテリウム」の終了直後から、表彰式までをお届けする。
終了直後
クリテリウムの結果は以下のとおりとなった。
ジャパンカップクリテリウムの集団スプリントを制したのは、ジョン・デゲンコルプ(ドイツ、トレック・セガフレード)でした。2位にはキャメロン・スコット、3位にマルコ・カノラが入っています。レース展開やコメントなど、詳しくは後ほどお届けします。https://t.co/vxJulI2e1Rpic.twitter.com/ywt35fvKtb
— Japancup Official (@Japancup_ofc) October 20, 2018
終了直後の囲み取材で、優勝したデゲンコルプ選手、期待された別府史之選手らはチームの戦略をこう語った。
「本当はフミ(別府選手)を助けるつもりだったんだけど…」
「ダブルエースで行ってたんだけど、やっぱり難しいね」
その後、デゲンコルプ選手は2位に入ったキャメロン・スコット選手(オーストラリア、オーストラリアンサイクリングアカデミー・ライドサンシャインコースト)と話し込んでいた。同選手は今回の順位がキャリア最高位ということで、ワールドツアーチームのトップ選手であるデゲンコルプ選手にとっては驚きだったに違いない。
3位に入ったものの、優勝を逃したマルコ・カノラ選手(イタリア、NIPPO・ヴィーニファンティーニ・ヨーロッパ)。インタビューの合間に見せたこの表情には、悔しさがにじみ出ていた。
表彰式
その後付近のオリオン・スクエアで行われた表彰式では、皆レースを終えてリラックスした表情で登場。デゲンコルプ選手はレース戦略について改めて聞かれ「フミを手助けするという戦略で最後までうまくいってたんだけど、残り300m位になったらフミが突然いなくなってた(笑)」と笑った。カノラ選手は「チームとしては明日のロードレースの方が向いているので、明日に賭けたい」と気持ちを切り替えていた。