「HELIOS」にアジアンフィット登場！　内径幅が10mmワイドでぴったりフィット

2021年6月2日ニュース,製品情報

「GIRO（ジロ）」のロードヘルメットのセカンドライン「HELIOS」に、アジアンフィットモデルが登場した。日本で収集したフィッティングデータをもとに、横幅だけでなく総合的な見直しを行い、GIROのアジアンフィットモデルの中でも最も快適と言えるものに仕上がっているという。

HELIOS に「アジアンフィット」が新登場！

オールロード、そしてよりアグレッシブなグラベルアドベンチャーにも最適。革新的な安全構造に加え、機能性・快適性を突き詰めたヘルメット HELIOS に、多くの日本人にとって被りやすい「アジアンフィット」が新登場した。上位のフラッグシップである「AETHER SPHERICAL」より採用された革新的な衝撃保護システム『SPHERICAL TECHNOLOGY』を備え、優れたクーリング性能と、シンプルな内部構造による快適なフィット感により、AETHER SPHERICAL に迫る性能を実現した全く新しいオールロード／アドベンチャーヘルメットだ。

軽さ、涼しさ、快適さ、バランスに優れた安全構造『SPHERICAL TECHNOLOGY』を搭載

これまでのMIPS構造（ヘルメット内側に取り付けられた内部ライナーと、外部シェルとを独立させていた構造）から、SPHERICAL（スフェリカル）テクノロジーという技術により、外部シェルを2枚に分割した安全構造を採用。これによりそれぞれが独立して滑るように動くことで、衝撃をいなすように和らげる。
またこれによりヘルメット内部がスッキリとし、エアフロー（通気性能）が格段に向上。さらには、ヘルメット内部の余分なものを極力省くことで軽量化にもつながり、頭部への干渉物を排除、フィット感を妨げるものをなくせたことで、ヘルメット内をより涼しく快適に保てるようになった。

さらに、2つに分割した外部シェルを構成するEPSフォームライナーをそれぞれ異なる密度にすることで、高速時・低速時とさまざまな状況を想定した衝撃に対応できる『PROGRESSIVE LAYERING』と呼ばれる技術を採用。高密度ポリカーボネートシェルは高速時の激しい衝撃、低密度ハードボディシェルは低速時の鈍い衝撃に対応することで反発特性を調整し、オールロード、グラベルロード、シクロクロスなど、オン・オフ問わず、多様化する幅広い用途に適応した。

GIRO史上、もっとも快適なアジアンフィットモデルに

GIROのニューモデルヘルメットにおける、アジアンフィットの開発・製造に到るまでには、これまでも日本にて様々なフィッティングや調査も行い、アジア人のフィッティングデータを収集。欧米人との頭部の特徴の違いをヘルメット内部形状へ反映させ、横幅のみならず奥行きや、フィットシステム調整位置についても改善してきている。さらに今回、『SPHERICAL TECHNOLOGY』を採用しヘルメット内部をスッキリさせたことで、HELIOS SPHERICAL AFは、GIROの「アジアンフィット」ラインナップの中でも、日本人特有の頭部形状（特に頭頂部あたりの幅広）の方にも最も快適なヘルメットと言えるものに改善されたとしている。