UCI国際レース「ツール・ド・北海道」で重大事故、選手が意識不明の重体 全ステージ中止

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「ツール・ド・北海道(9月8日〜10日まで開催予定、全行程532㎞)」で衝撃的かつ大変残念なニュースが飛び込んできた。本日行われた第1ステージで出場選手が一般車と衝突する重大事故が発生し、本日を含めた日曜日までの全ステージが中止となった。

出場選手が対向車と衝突

大会事務局および関係者によると、第 1 ステージ開催中の午前11時40分過ぎ、集団内の選手 1 人がポジション取りのため対向車線に出たところ走っていた一般車と衝突したという。大会関係者によると、ツール・ド・北海道では多くのコースにおいて「片側1車線(左側)」のみの規制だが、見通しが悪い、道路幅が狭いといった区域は全面交通規制となっており、事故現場は全面交通規制の区域だったという。そういった区域では大会関係車両が、通行しようとする一般車に注意喚起を行う、停止を求める運用になっていたとし、なぜ事故地点に一般車が入り込んでいたのかは不明。事故に遭った選手は心肺停止状態でドクターヘリで病院に搬送されている。他の選手は安全にフィニッシュ地点まで移動した。大会事務局はこの事態を受け、土曜日の第2ステージ、日曜日の第3ステージ全て中止すると発表した。負傷した選手の快復を心から祈りたい。

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