ツール覇者ヴィンゲゴー、レースで落車し複数箇所骨折

レース

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©️A.S.O./Pauline Ballet

現在開催中のステージレース「イツリア・バスクカントリー」に出場中だった昨年のツール・ド・フランス覇者、ヨナス・ヴィンゲゴー(デンマーク/ヴィスマ・リースアバイク)がレース中に落車し、複数箇所を骨折していたことが分かった。今後の主要レースに出場できるかは不明。

ダウンヒルで主要選手が軒並み落車に巻き込まれる

レースの公式SNSや所属チームのSNSアカウントによると、現地時間の4日に開催されていた「イツリア・バスクカントリー」第4ステージの途中、有力選手たちの集団で落車が発生、最初に落車した選手に近い位置で走行していた有力選手の多くが巻き込まれた。その中にはヴィンゲゴーのほか、プリモッシュ・ログリッチ(スロベニア/ボーラハンスグローエ)やレムコ・エヴェネプール(ベルギー/スーダル・クイックステップ)など、今後のグランツールや有力クラシックでの活躍が見込まれる選手も含まれる大規模な落車だった。救護措置のためレースは一時中断され、病院搬送など当面の措置が終了後は、残った全選手が成績を争わないノーレースとしてフィニッシュ地点まで移動した。

ヨーロッパのレースシーズンはこれから本格化、5月からいよいよグランツールが始まるというタイミングだっただけに、昨年のツール覇者など有力選手の怪我の状況が気になるところだ。

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