F1で2度の世界王者経験を持つトップドライバー、フェルナンド・アロンソ氏がスイスで自転車走行中に事故に遭ったことが発表された。今季より所属するF1チームのアルピーヌが発表した。
所属チーム「意識はあり状態は良好、検査待ち」と発表
F1界では自転車愛好家で知られるフェルナンド・アロンソ氏の気になるニュースが入ってきた。所属チームの「アルピーヌ」がツィッターアカウントで発表したところによると、同氏は滞在中のスイスで自転車走行中に事故に遭ってしまったという。ワールドチャンピオンに2度輝いたモータースポーツ界のレジェンドは、F1でのブランクを経て今季より復帰。以前在籍したことのあるルノーの後継チームである「アルピーヌ」から参戦予定となっている。スペイン人であるアロンソ氏がスイスに滞在している理由は公式発表されていないが、シーズン前のトレーニングを行なっていたとみられる。チームは、アロンソ氏自体は意識があり良好な状態で、13日朝にも検査を受ける予定だとしている。
アロンソ氏は大の自転車好き、愛好家としてF1界内外でも知られており、同国人のロードレース界のレジェンド、アルベルト・コンタドール氏とも親交がある。数年前、彼が当時所属していたチームからの移籍が取りざたされた時は、彼のためにアロンソ氏がスポンサーとなり新チームを結成する話がまことしやかに流れたこともある。受傷の有無、程度については現在のところ不明だが、予定通りのF1復帰を果たすことができるか動向が注目される。