近年若手のうちで目覚ましい活躍を見せていた雨澤毅明(宇都宮ブリッツェン)が2018年11月26日、スロベニア登録のUCI(国際自転車競技連合)コンチネンタルチーム「リュブリャナ・グスト・ザウラム」へ移籍することが、チームのFacebookページで発表された。
「欧州のレースに紹介できて嬉しい」
雨澤は現在23歳。ブラウブリッツェン〜那須ブラーゼンを経て、2016年シーズンより宇都宮ブリッツェンに所属、在籍3年間で通算3勝のほか、海外レースにも積極的に参戦。2017年9月開催のヴォルタ・シクリスタ・バレンシアでは個人総合山岳賞(個人総合8位)を獲得したほか、同年のジャパンカップサイクルロードレースでは3位に入るなど、海外のトップ選手の中でも好成績を収められるポテンシャルを示していた。
リュブリャナ・グスト・ザウラムはスロベニア登録のUCIコンチネンタルチームで、欧州のレースはもちろん、アジア、日本のレースにも多く出場している。チームはFacebookの公式ページで「日本のベストチームのひとつ、宇都宮ブリッツェンから、才能あふれる雨澤毅明選手が加入します。彼を欧州のレースに紹介できて嬉しい」と期待を示した。