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ツール・ド・フランス主催者団体がフルームの出場を拒否 最終裁定は7月4日に

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Photo by CycleJapan(無断転載禁止)

フランスの有力紙「ルモンド」電子版が、7月1日付で「ツール・ド・フランス主催者団体のASOが、ドーピング疑惑のあるクリストファー・フルーム選手が所属するチームスカイの出場を拒否した」と報じている。チームスカイは直ちにフランスオリンピック委員会に提訴しており、その裁定は7月4日に下される。

ASO、UCI規則に従い出場を拒否

クリストファー・フルーム選手をめぐっては、昨年のブエルタ・エスパーニャ参戦中の尿検査で検知された喘息治療薬「サルブタモール」の異常値(既報)の問題に、未だ決着がついていない。フルームとチームスカイは不正を否定しており、出場を自粛することはせず、今シーズンも通常通りにワールドツアーに参戦してきた。5月のジロ・デ・イタリアにも出場、最終週の山岳ステージで伝説的な大逃げ勝利を演じ、昨年からのグランツール3大会連続制覇という偉業を成し遂げたのは記憶に新しい。

UCI(国際自転車競技連合)の規則29条1項は、各主催団体に対して「イベントへの参加を拒否する権利または排除する権利を留保する」としており、ASOは疑惑が晴れていないフルーム選手に対し、出場拒否の姿勢を示したことになる。しかし、出場を拒否されたチームスカイは即座にフランスオリンピック委員会(CNOSF)に提訴したと伝えられている。受理したCNOSFは現地時間7月3日午前9時から審理を行い、4日には決定を下すという。