自転車先進国として長く知られる北欧・デンマーク。その首都コペンハーゲンでは2022年のツール・ド・フランスの開幕ステージが誘致されたが、当編集部では、その開幕直前に以前この地を訪れ得た情報も絡めて報じたことがある(記事その1) (その2)。市民生活に自転車が当たり前のように浸透している様子は、自転車好きなら一度は目にしてほしい光景だ。
今回、その2022年のツール・ド・フランス開幕の誘致にもかかわり、現地の自転車コミュニティを支える団体「Cycling Embassy of Denmark」が運営している現地開催のセミナークラスを紹介したい。2026年5月18-22日にかけ開催される、現地でのその文化に触れるまたとない機会だ。以下、募集パンフレットなどから内容、開催概要をお伝えする。
現地で学ぶ、デンマークの自転車都市論
サイクルジャパン取材の現地動画 ©️Cyclejapan
Cycling Embassy of DenmarkとUrban Cycle Planning は、都市計画担当者などを対象に、デンマークの自転車文化を体験する機会を提供します。コペンハーゲン市および近隣都市におけるデンマークの自転車ソリューションと日常的な自転車文化を直接体感いただけます。学術界、コンサルティング会社、市行政、そして政治家からなるデンマークを代表する専門家が、自転車利用環境を改善するためのアプローチ方法をご紹介します。
参加都市における自転車インフラの質向上と利用促進に向けた課題と可能性について、国際的な経験を交換します。
5日間にわたるセミナークラスとなりますので、コペンハーゲン市内への宿泊が必要となります。市内中心部にある経済的なホテル宿泊施設(団体割引適用)をご案内できます。また、デンマーク自転車連盟の会員様のご協力により、いくつかの民泊施設もご提供可能です。5月の春の季節、コペンハーゲンの有名な都市生活もお楽しみください。皆様をお迎えできることを楽しみにしております。
マスタークラス プログラム
自国や都市における自転車利用促進やサイクリスト環境改善の知識と実践的手法が必要ですか?
プレゼンテーション、事例研究に基づく実践ワークショップ、現地視察、自転車ソリューションと都市空間を学ぶ毎日のガイド付き自転車ツアーを組み合わせ、専門家がより住みやすく自転車に優しい都市づくりのヒントを提供します。
• 都市開発と自転車計画の基礎
• 自転車推進ツールとしての自転車戦略と自転車会計の活用
• 市議会・行政・支援団体から見た政策プロセス
• 自転車ネットワーク紹介
– スーパーハイウェイとグリーンルート
• 自転車インフラ設計
• 自転車利用者の交通安全・事故対策について
・体系的な事故削減
• ピープルファースト設計
- 住みやすい都市
• 自転車と公共交通機関
• キャンペーンと自転車教育
- 幼少時から始めることの重要性
得られるもの
持続可能なモビリティ政策や気候目標へ自転車を活用する方法論
自転車インフラ設計の考え方
交通安全の考え方
マルチモーダル交通、自転車教育・普及に関するノウハウ
また、ご自身の都市が直面する課題に基づいた一般的なケースについて、一緒に取り組みます。
「自転車に優しい都市マスタークラス」修了時には修了証書が授与されます。
開催概要
日程: 2026年5月18日(月)~ 5月22日(金)
開催地: デンマーク・コペンハーゲン
登録締切: 2026年3月1日(日)
開催確定日: 2026年3月15日(日)
受講料
価格:お一人様 2,400ユーロ
受講料に含まれるもの:専門家による指導、教材(Dropboxで提供される背景資料を含む)、近隣都市への視察費用、自転車レンタル料、昼食・コーヒーブレイク代。※現地(デンマーク・コペンハーゲン)までの渡航費、宿泊費、海外旅行保険料は含まれません。
お申し込み/お問い合わせ
参加をご希望の方は、下記リンクより登録フォームをご提出ください。 詳細なプログラムをご参照いただけます。
お問い合わせ: Urban Cycle Planning (担当: Lotte Bech)
Email: lotte アットマーク lotte-bech.dk
※SPAM防止のため表記変更しております。アットマークの部分を変更してご連絡をお願いします。