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BMCのフラッグシップバイク「Teammachine SLR 01」がフルモデルチェンジ

ツール・ド・フランス、オリンピックを制するなどトップブランドの地位を確立しているスイスのバイクブランド「BMC」。そのフラッグシップバイクである「TeammachineSLR01」がフルモデルチェンジした。今回の進化では新たにエアロダイナミクスの要素が加えられ、完成車重量で約6.57kgとUCIレギュレーションを下回る軽さを実現している。

ツールとオリンピック覇者を支えた「Teammachine SLR 01」

「TeammachineSLR01」の歴史は、まさに輝かしいストーリーで綴られている。ツール・ド・フランス総合優勝のカデル・エヴァンス(オーストラリア)、世界選手権王者となったフィリップ・ジルベール(ベルギー)、リオデジャネイロオリンピック金メダルのグレッグ・ファンアーヴェルマート(ベルギー)らが、すべてそのタイトルを獲得した時に駆っていたのがこのバイクなのだ。現在はBMCをチームバイクとして採用するNTTプロサイクリングが開発に参加し、これまでのSLR01を上まわる最高傑作へと仕上げられた。

今回のアップデートの特徴

今回のアップデートでは、新たにエアロダイナミクスの要素が加えられている。剛性と軽さを犠牲にすることなくダウンチューブのデザインにエアロシェイプを導入。ハンドルステム一体式のICSカーボンを新規開発することで、前作よりも3%のドラッグを軽減し、時速40㎞走行時に10Wの出力を軽減する。同時にカーボンレイアップの最適化も行われ、ペダリングに対するレスポンスなどの基本性能も向上している。

ハンドルとステムを一体化したICSカーボンにより100gもの軽量化を達成。前面投影面積も軽減している。さらにICSはメーターマウントの取り付けも可能だ。ハンドル幅は400㎜と420㎜が用意される。

空気抵抗の少ないエアロコアボトルケージを採用。専用のボトルケージを開発し、2つボトルをつけることでさらなるエアロ効果を生んでいる。また、シートポストには振動吸収性に優れるDシェイプを採用した。

トータルでマイナス165gの軽量化

前モデルとの比較では、フレームセットとして165gの軽量化を実現。フレームのみでは5g重量が増えているが、フォーク、シートポスト、ハンドルまわりのコックピットで軽量化し、フレームセットとしては160gの軽量化を達成した。※フレームサイズ54での数値

「TeammachineSLR01」2021モデル 概要

140万円(完成車/税抜)

仕様

コンポーネント:スラム・レッドEタップアクセスHRD
ハンドル&ステム:ICSカーボン
サイズ:47、51、54
カラー:カーボン×ネオンレッド

 

チームマシーンSLR 01MODフレームセット

58万円(フレームセット/税抜)

仕様

サイズ:47、51、54
カラー:カーボン×ネオンレッド
付属品:ICSカーボン(ハンドルステム一体)

 

外部リンク:BMC 2021 TeammachineSLR01(取扱:フタバ商店)

サイクルジャパン:

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