ブリヂストンは、空気を必要とせず、パンクの心配がない自転車用タイヤを、2017年10月27日より東京ビッグサイトで開催される東京モーターショー2017に出展すると発表した。また、同時にWebサイトも開設。東京青山の自社のコンセプトショップでも展示する。
樹脂製スポークが荷重を支える新コンセプト
このタイヤは4月に発表されたもので、樹脂製のスポークを張り巡らせる技術「エアフリーコンセプト」を応用したコンセプトモデル。波打ったスポークが強度と柔軟性を両立し、タイヤの荷重を支える。樹脂はリサイクルが可能で、資源の効率的な活用につながるという。2019年の実用化を目指す。
展示ブースでは試乗も可能
出展ブースでは、実際にこの「エアフリーコンセプト」を採用したタイヤを装着した自転車(VEGAS)を試乗できる。また自転車関連ではないが、10月28日(土)には、インディ500でアジア人、日本人ドライバーとして史上初の優勝を遂げた佐藤琢磨選手と、佐藤選手と最後までデットヒートを演じた同2位のエリオ・カストロネベス選手をゲストに招き、モータースポーツの楽しみ方とタイヤの重要性についてトークショーを行う。
東京青山のコンセプトショップでも展示・試乗中
また、自社のコンセプトショップ「RACIO & C」でも、11月28日まで同じモデルを展示、試乗も可能だ。また特別サイトも開設しエアフリーコンセプトの情報発信をするほか、メルマガ登録とアンケート回答で、VEGASや最新のチャイルドシート付きアシスト自転車が抽選で当たるキャンペーンも実施している。