2018年12月2日まで開催された『2018-2019トラックワールドカップ第3戦』(開催地:ドイツ・ベルリン)最終日に行われた女子ケイリンで、女子競輪選手の小林優香が3位に入り銅メダルを獲得。自身初のメダル獲得とともに、オリンピック出場枠獲得へ前進した。
「一歩近づけたと思う」
3位に入り、この種目では日本人選手初のメダル獲得という快挙を達成した小林優香選手(ガールズケイリン、福岡106期)は、東京オリンピック出場を目指して民間チーム「ドリームシーカー」に加入、強化を続けてきた。この第3戦では順当に勝ち上がり、決勝でも最後のスプリントで持ち前の加速を見せ、メダル獲得。試合後、「嬉しいけど、本当は違う色のメダルが欲しかった。去年の忘れ物がたくさんあったので、まずはここで最低限メダルはと思っていた。これを次のステップとして頑張りたい」と、引き続きオリンピック出場枠獲得に向けて努力する姿勢を見せた。今後はマイアミで合宿を張るなどし、アジア選手権でのメダル獲得も目指す。