「bryton(ブライトン)」からサイクルコンピュータの新製品「Rider750」が登場した。同ブランドで初めて音声検索、スマートトレーナーに対応するなど、最新技術を多く取り入れた気鋭の最新モデルだ。
最新テクノロジーに対応したスマートな最新サイクルコンピュータ
グラフィカル・ユーザーインターフェイス(GUI)採用のカラータッチスクリーン
2.8“インチ大型カラータッチスクリーンを搭載し、Rider750 は新たに開発された直感的なグラフィカル・ユーザーインターフェイス(GUI)とわかりやすいアイコンが特徴。メーター画面では従来のクラシックな文字表示とダイナミックなカラーグラフィックモードが選択でき、高感度タッチスクリーンはデータやマップのページ切り替えやスクロールがグローブを付けたままでもスムーズに行える。
インストール済みマップはアップデート可能
Rider750 には日本全国だけでなく、世界の主要地域をカバーするマップデータがインストール済み。これらの無料マップデータ(オープンストリートマップ)は、6 ヵ月ごとに最新情報に更新される。インストールされていない地域のマップデータも無料でダウンロードでき、アップデートが可能だ。
オンライン・ナビゲーション
Rider750 はオープンストリートマップ(OSM)を使用して現在位置を表示し、見ただけでルートの詳細を簡単に読み取ることができる。ナビ機能を使用すると、ターン・バイ・ターン機能によるルート案内(矢印による進行方向案内)で、曲がり角までの距離と曲がる方向が表示され、ルートを外れた場合でも自動的にルートを再検索。元のルートに戻ることができる。
POI(場所・施設)や山頂の情報を表示できるルート案内
目的地までの距離など行程について知ることは、モチベーションの維持にもつながりとても有用だ。Bryton Active アプリでルートデータに POI や山頂を設定すると、ルート案内使用時には次の POI や山頂までの距離を把握できる。
オンライン音声検索
煩わしい画面上での検索ワード入力の代わりに、インターネット接続で音声検索が可能。100 以上の言語に対応し、素早くより直感的に目的地を見つけることができる。
切り替えが簡単な 3 台分のバイクプロフィール
新たに3台分のバイクプロフィールが登録可能になり、様々なセットアップができるようになった。それぞれのバイクプロフィールは名称変更をはじめとするカスタマイズが可能だ。
ANT+ FE-C(フィットネス機器用 ANT+)
Rider750は、ANT+ FE-C(フィットネス機器制御用 ANT+)対応のスマートトレーナーと連動して、様々な機能を活用できるようになっている。トレーニング強度に合わせトレーナーの負荷レベルをデバイス上でコントロールしたり、目標とするパワーに合わせてワットを設定することも可能。さらに、Bryton Active アプリのワークアウト機能を使ったトレーニング内容のカスタマイズもでき、その設定にしたがってスマートトレーナーが負荷を再現する。
走ったルートを室内で再現できるバーチャルライド
いまトレンドのバーチャルライドにも対応。Rider750は、ANT+ FE-C(フィットネス機器制御用 ANT+)により市場で販売されているほとんどのスマートトレーナーとシームレスに連動可能で、Bryton Active アプリに記録されたルートデータをスマートトレーナーで再現できる。これらのルートデータに含まれる勾配のデータを変換し負荷を再現するので、悪天候でいつも走っているコースに出られなくても、室内でそのルーティンを忠実に疑似体験できる。
ワークアウトプランも簡単にスマートトレーナーと連携
もちろん、同様にスマートトレーナーとの連携で自宅でバーチャル・ワークアウトが可能だ。BrytonActive アプリを使用してワークアウト・プランを簡単に作成でき、ANT+ FE-C(フィットネス機器制御用 ANT+)経由でスマートトレーナーと共有できる。
e-Bikeに対応
シマノの e-Bikeバイクコンポーネント「STEPS」にも対応。アシストモードやバッテリーの状態、航続距離などもを表示できる。
オートセンサースキャン
ペアリング済みのセンサーなら、近くにある起動中のセンサーを自動的にスキャンする「オートセンサースキャン」機能を搭載。ライド開始前に手動でペアリングや接続操作をする必要はなく、センサーの電源が付いていれば、Rider750上で状態を確認するだけで済む。また、Bryton Active アプリ上でセンサーの登録名を変更できるので簡単に識別可能だ。