「CANYON（キャニオン）」からグラベルロードの新モデル「グレイルCF SL 7 Race CSR」が登場した。100台限定、最新のグラベルコンポーネントとキャニオンらしい鮮やかなカラーリングを採用したスペシャルなモデルだ。以下、プレスリリースより紹介。
数々のレースを走破した、キャニオン・グレイルシリーズ
2018年に発売されて以来、キャニオン初のグラベルロードバイク「グレイル」は、グラベルでの走破性とオンロードでのスピードを兼ね備え、その境界を自在に行き来してきました。グラベルライディングが進化するにつれ、グレイルも進化してきました。より優れた、より洗練されたグラベル専用パーツが市場に出回るにつれ、その性能はさらに向上しています。そして今、グレイルは世界限定100台の印象的な限定モデルとしてその存在感をより大きくしていきます。グレイルのシグネチャーである独創的な2階建てハンドルバー、大きなフレームバッグを搭載しやすいフレーム形状をはじめとした実証済みデザインの特徴に、最新のグラベルコンポーネント、そしてプロにインスパイアされたユニークなカラーリングを組み合わせたこのモデルが、グレイル CF SL 7 Race CSRです。
グレイル CF SL 7 Race CSRは、キャニオン//スラムレーシングのティファニー・クロムウェルが、ワールドツアーから離れてアメリカのグラベルサーキットで活躍した際に使用していたレーススペックを参考にして作られました。その大胆なカラーリングは、スタートラインで注目を浴びること間違いなしです。もちろん、目をひくのはアートワークだけではありません。このグレイルは、カンザス州で開催されたグラベルレース「ベルジャンワッフルライド」での優勝をはじめ、数々の好成績を残してきた実績によって、グラベルレースバイクとしての高性能を実証しているのです。
グレイル CF SL 7 Race CSRは、世界最高峰のレーサーたちの走りからインスピレーションを得て、さまざまな路面でのスピードと走破性、快適性を追求したパーツを採用しています。また、スピードと価格のスイートスポットを追求したスマートなパーツの選択により、あらゆる情熱的なグラベルライダーにその高性能をもたらします。
このバイクの中心となるGrail CF SLフレームは、ティファニー・クロムウェルが使用するハイエンドのGrail CF SLXから革新的なデザインのすべてを受け継ぎながらも、より手の届きやすい価格帯を実現しています。4つのハンドポジションで快適性とドロップでのコントロール性を向上させ、さらにフローティングアッパーセクションがブラケットやトップでの振動を抑制するなど、人間工学に基づいたコクピットとなっています。
グレイル CF SL 7 Race CSR
価格：409,000円
快適性を追求するため、リーフスプリング機構を備えるS15 VCLS 2.0カーボンシートポストを装備しています。振動吸収性と軽さのベンチマークであるこのシートポストは、衝撃を軽減し、体重を支える重要な部分で快適性を提供することで、ライダーの全身をより長くフレッシュに保ち、ビッグライドをより快適に楽しむことができます。
軽量でエアロ効果の高いDT Swiss GRC 1600ホイールとSchwalbe G-One Rタイヤの組み合わせは、オフロードでもオンロードでもスピードを維持し、優れた転がりとコントロール性を発揮します。どちらもチューブレスレディ仕様で、別売りのチューブレスバルブとシーラント液の使用によりチューブレス化が可能です（出荷時はチューブ入りのクリンチャー仕様）。また、グラベル専用のXPLRギヤを搭載したSRAM Rival eTap AXSシフティングシステムを採用しています。これはグラベルライディングのために作られたセットアップで、調整用のケーブルや配線がなく、フロントシングルのシンプルさで、グラベルでの急な上りやタイトなジャンプにも対応できる大きなギヤレンジをもち、ロードでの高速走行を可能にします。