「CANYON(キャニオン)」から新型グラベルロードバイク、「Grizle(グリズル)」が発表された。タフなワンデイライドから 1 週間にわたるツーリング、そして毎日の通勤にも対応できるカスタマイズ機能を高めた新モデルだ。以下、プレスリリースより。
荒れた地球の果てでも、都会のコンクリートジャングルでも
キャニオンがグリズルを開発したのは、「どうすればより多くのライダーのリクエストに応えることができるか」というシンプルな疑問に答えるためでした。キャニオンが導き出したアイデアの一つはモジュール化であり、ライダーがどのように乗りたいかに合わせてセットアップをカスタマイズできるようにすること。 バイクパッキング、 レース、 日常的な遊びなど、1台のバイクでより多くの人に選択肢を提供したいと考えました。また、グラベルの世界では、ドロップハンドルのバイクに乗るライダーが、普通はマウンテンバイクでしか走れないように思われるテクニカルな地形にチャレンジする「アンダーバイキング」という新潮流が見出されていることにも注目しました。
2クラスのフレーム展開
グリズルは、2 クラスのフレームを展開します。コストパフォーマンスに優れるミドルクラスのグリズル CF SL と、950g(塗装済み、M サイズ、スモールパーツを含む)の超軽量カーボンフレームを採用したプレミアムな CF SLX です。どちらもグレイルのために開発された、ハンドリング・反応性・長距離ライドでの快適性に秀でる、グラベルプロジオメトリーが採用されています。また、幅広い体格のライダーが優れた走行性能を得られるよう、7 つのフレームサイズ(2XS~2XL)が用意。さらに、小柄なライダーのためにフィット感とハンドリングを最適化するため、2XS と XS には小径の 650B ホイールを、それ以上のサイズには 700C ホイールを採用しています。
グリズルのすべての完成車には 45mm 幅のチューブレスレディタイヤが標準装備されており、チューブレスレディホイールに装着されています。また、よりワイドでワイルドな走りを求めるライダーのために、最大タイヤ幅は 50mm のクリアランスで設計されています。グリズルのフォークには左右両側にマウント(最大積載量片側 3kg)、トップチューブマウント、そしてダウンチューブの下に 3 つ目のボトルケージマウント(CF SL モデルのみ)を装備し、ライダーが必要とするすべてのツール、スペア、衣類、水分や食料を積載することができます。
最大限の汎用性とオールラウンドな能力の名の下に、グリズルはキャニオンのグラベルバイクでは前例のない先進的なコンポーネントと機能の数々を詰め込んでいます。テクニカルなトレイルをより自信を持って走れるように、ドロッパーポストのリモートケーブルを内装できる、インターナルルーティングが可能。また、グリズルは 1-by と 2-by の両方に対応しており、Shimano GRX とCampagnolo Ekar の完成車が発売されます。
アピデュラとコラボ、専用のシリーズを開発
最後に、キャニオンはバイクパッキング業界最高の性能を備える アピデュラ と協力して、グリズルに合わせたパックのセットを作りました。 アピデュラ×キャニオン パックシリーズは、グリズルと同様に冒険への準備とパフォーマンスを重視しています。アピデュラのレースシリーズやバックカントリーシリーズからインスピレーションを得たこのパックは、軽量で防水性に優れ、出勤前の 1 時間のサイクリングから 200 マイルのグラベルレースまで対応できる頑丈さを備えています。このコレクションは、キャニオン公式ストアと Apidura.com でのみ販売されます。
ミドルクラスの「Grizl CF SL」は 219,000~299,000 円、ハイエンドクラスの「Grizl CF SLX」は499,000~509,000 円の価格帯で販売されます。グリズルシリーズの全 7 モデルは、キャニオン公式ストアで 5 月 11 日より発売中です。
外部リンク:キャニオン公式ストア GRIZL CF SLX|CF SL|APIDURA X CANYON パックシリーズ