「CANYON(キャニオン)」のフラッグシップエアロロードである「AEROAD」が第4世代に刷新された。最強と言われる空力特性だけでなく、堅牢性、耐久性も向上させたとしている。以下、リリースより紹介。
AERROAD、いよいよ第4世代に刷新
極めて経験豊富なライダーですら、言葉にするのが難しい現象があります。それは、完璧な調和の中で走るという捉えがたい感覚であり、パフォーマンスとスピードが一体になり、自在にコントロールしている時のことです。
ライダーが己の頂に到達しようとせんとする場所で、あるいは限界を超越し得た時に、こうした「スピードへの夢」を見ることができるでしょう。
この感覚を言葉にするのは難しいですが、この「スピードへの夢」には、私たちがライドに出かけて日々追い求め続けたくなる、根源的な魅力があります。それでは今、その感覚に連れて行ってくれるバイクを想像してみましょう。ワールドツアーの速度域で巡行するために作られたレースバイク。信頼性、耐久性、統合性のレベルが高く、あらゆるライディングでこの夢を見続けさせてくれるバイク。
それが、ここにあります。
ようこそ、新世代のエアロードへ。
キャニオンは第4世代となる新型エアロードを発表します。キャニオンのプロライダーやチームメカニックから前例のないレベルでのフィードバックを得て設計された新型エアロードは、ワールドツアーのプロトンで最速のバイクとして証明されており、あらゆる走行シナリオで夢のようなライディングを実現する信頼性、耐久性、統合性を備えた究極のレーシングマシンです。
プロライダー、チームメカニック達によって作り上げられた第4世代
50人以上のワールドツアープロライダー、そして彼らを支えるチームメカニックからの意見を反映し、新型エアロードの開発が進められました。彼らの要求は明確でした:第4世代のエアロードは、第3世代にしてすでにプロトン最速であったスピードを活かしつつ、あらゆる面から改良されたものでなければならない。限界を超えることができるバイク。簡単に整備できる。そして比類のない速さへ。
石畳、落車、泥水、高圧洗浄をものともしない堅牢性と耐久性
新型エアロードは、レースやトレーニングの過酷な条件に対応できる次世代の堅牢性と耐久性を実現しました。トップチューブやシートステイ、チェーンステイなど重要な部分のカーボンレイアップの強化にはじまり、目に見えない部分の子細な点に至るまで。
ヘッドチューブのねじれ剛性も強化され、ハンドリングの応答性が向上しています。また、現代のレースバイクとして、エアロ性能を損なうことなく軽量化することも重要なポイントでした。エアロードCFR Di2完成車仕様の平均重量は、わずか7.07kg(Mサイズ)です。
さらに、タイヤクリアランスは前世代の30mmから32mmへと増し、エアロードはクラス最高レベルの多用途エアロレーサーとなり、ミラノ・サンレモのスムーズな道路からパリ・ルーベの石畳までを走破できます。
新開発のPACE(ペース)バー
第4世代エアロードのハイライトとなるのが、「PACEバー」です。パフォーマンス・アダプティブ・コクピット・エコシステムの略であるPACEバーは、革新的なコックピットモジュラリティによってさまざまなパフォーマンスオプションと幅広いポジション調整を可能にします。
ハンドル幅は3つのポジションに設定可能で調整幅は50mm(前世代は40mm)。ハンドル高は5mm刻みで20mm(前世代は15mm)調整可能。またステムにあたるTバーからシフトブレーキレバーへのブレーキホースを外部ラインへと変更。これによりブレーキのブリーディングをせずオプションのドロップへと簡単に交換し、ライダーが必要とするドロップ形状に最適化できます。さらに、ステム部分に当たるTバーもアフターマーケット用に発売(70~140mm)。
エアロドロップ
ライダーの前面投影面積を最小限に抑えるためにシフターを内側に配置する現代の要求に応えるためのエアロドロップを、アフターマーケットオプションとして開発。これはレースで集団を牽引したり、逃げを打ったり、またはソロライドで巡航する際の効率的なポジションを実現します。エアロドロップは、クラシックドロップと比較してシフター部分での幅が20mm狭い、最小350mm幅を実現。コーナリングや下り、スプリント時に安定した操作を可能にするドロップ部分が広がる19°のフレアを特徴としています。ドロップはクラシックよりも25mm減らし、長い時間下ハンドルを握っていても疲労しにくくなり、操作性が損なわれるハンドル幅の減少は、シフターまでのリーチを10mm増やすことで補なっています。
クラシックドロップとエアロドロップの使用時におけるライダーの空気抵抗を比較するために、風洞実験および実際のトラックにて、複数のライダーを走行させるテストを実施。ブラケットを握ったリードアウトポジションで、クラシックドロップと新開発のエアロドロップのライダー出力を比較すると、エアロドロップは最大14Wも少ない出力で同じ速度で走行できる結果を得ました。
ラインアップ
エアロードCFRおよびエアロードCF SLXの2つのプラットフォームにわたる、合計6つのShimano Di2またはSRAM AXSモデルの完成車仕様をご用意しました。
エアロードCFR AXS
▲モビスターチームレプリカ
▲キャニオン//スラムレーシングレプリカ
1,499,000円※
平均重量7.15kg
エアロードCFR Di2
▲アルペシン・ドゥクーニンク チームレプリカ
▲スパークルステルス
1,429,000円※
平均重量7.07kg
エアロードCF SLX 8 AXS
▲ラピッドルビー
999,000円※
平均重量7.86kg
エアロードCF SLX 8 Di2
▲クリスタルホワイト
929,000円※
平均重量7.45kg
エアロードCF SLX 7 Di2
▲クリスタルホワイト
689,000円※
平均重量7.91kg
エアロードCF SLX 7 AXS
▲ダークフォレスト
599,000円※
平均重量8.06kg
※表示価格について
ドイツから日本への配送料 ¥24,300 が別途かかります。またキャニオンの購入は、お客様がドイツ・キャニオン社から直接購入し、お客様が個人輸入される形態となります。日本の消費税をキャニオン社は領収しないため、表示価格には日本の消費税は含まれません。消費税額は輸入通関時に税関にて個別に決定されるため、事前に税額をご案内することはできません。なお、自転車の関税は無税となっております。消費税はお客様がご注文品を受け取る際、配達員の方へ現金にてお支払いいただきます。