CANYONが考える理想のエンデューロ・ハードテールMTB「ストイック」
「CANYON(キャニオン)」から、プログレッシブジオメトリーと頑強なフレーム、パーツを特徴とする、全く新しいエンデューロ・ハードテールMTB「ストイック」が発売された。汎用性の高いハードテールをコンセプトに開発された意欲的なMTBだ。
ライダーも場所も選ばない「理想のハードテール」を目指した一台
キャニオンのMTB開発チームが開発にあたりコンセプトに据えたのは、お気に入りの裏山トレイルや近所のパンプトラックでの練習も楽しめ、ビギナーからベテランまで、場所もライダーも選ばないハードテール。最終的に完成したのは、プログレッシブジオメトリーと頑強なフレーム、パーツを特徴とする、全く新しいエンデューロ・ハードテールとなった。
CANYON 「STOIC(ストイック)」特徴
1. 最新のプログレッシブジオメトリーを採用
オフセットを抑えたフォークと65°ヘッドチューブ角との組み合わせにより、急峻でチャレンジングな地形での高速安定性と、ダイレクトなコントロールが可能なステアリングが融合。またこのヘッドチューブ角と長めのリーチの組み合わせにより、体重を前後均等に分散させることが容易になりました。コーナーでのトラクションが向上し、ボディポジションが良好になり、段差やジャンプでの安定性も向上した。またリーチが長くなったことでコクピットが窮屈にならず、登坂性能も向上している。そしてトップチューブ位置を低めにして、大きくプル動作をした時でもフレームが邪魔にならないように設計。さらに短いチェーンステーを組み合わせ、安定性と俊敏性を融合。2XS – S(〜175cm)ではフレームサイズに最適な27.5インチホイール、Mサイズ以上は29インチホイールを装備することで、すべてのフレームサイズで同等のジオメトリーとテクニカルなハンドリングを実現した。
2. 頑強かつスマートなフレーム
フレームはエンデューロワールドシリーズのレースバイク「Strive」と同じ「カテゴリー4」の強度と衝撃テストに耐えられるように設計。BB規格は、タフでシンプル、普遍的なねじ切りBBを採用。そしてシフトケーブル、ドロッパーポストのケーブルはダウンチューブにスマートに内装。ミニマルな設計のチェーンヨークによって、大きなタイヤクリアランス(29ホイールは2.5″、27.5ホイールは2.8″まで)を実現している。
3. 驚きのコストパフォーマンス
「ストイック」は完成車で89,000円〜という価格を実現し、予算の限られる若者やビギナーにも、身近な環境で楽しめるMTBの可能性を提供する。ストイック3と4の完成車にはドロッパーポストを標準装備し、操縦性を高めている。また全モデルに140mmトラベルのエアスプリングフォークを採用、トレイルに合わせたチューニングも簡単だ。
CANYON 「STOIC(ストイック)」ラインアップ
Shimano Deore / SR Suntour XCR34 Air 140mm / 14.89kg / 89,000円
SRAM SX Eagle / Rockshox Recon RL 140mm / 14.76kg / 129,000円
SRAM NX Eagle / Rockshox Pike Select RC 140mm / 14.10kg / 179,000円