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シェアサイクルサービス「Charichari」が福岡市に続いて名古屋市でもサービス開始

シェアサイクルサービス「Charichari(チャリチャリ)」を展開するneuetが、福岡市に続き新たに名古屋市内でサービスを開始すると発表した。名古屋市内最大規模となる200台の自転車によるサービス開始のほか、名古屋市役所とも連携する。

7月中旬にサービスイン 200台から始め800台

「Chrichari(チャリチャリ)」は、2018年2月に福岡市でサービスを開始し、累計200万回以上、月間17万回以上の利用実績がある。2020年4月からは福岡市との共同事業として新たに採択され、現在約280箇所のポートと1200台以上の自転車でサービスを展開している。

一方、名古屋では2026年の栄地区再開発、愛知・名古屋アジア競技大会の開催、2027年のリニア中央新幹線開業など大きく街が変化する計画が進む中、名古屋市が推進する名古屋駅・栄間の「2核1軸構造」※1を中心とし、ささしまライブ24・名古屋城・大須・伏見・四間道などの商業・観光・文教エリアとの回遊性をさらに高めることが求められている。さらに、名古屋では従来から「とめる」「走る」「利用する」の3点を重点政策とした放置自転車対策や走行空間づくりが進み、豊富な駐輪スペース確保のほか、全国でも数少ない大都市中心部における豊富な自転車道・自転車専用通行帯が整備されている。

こうした中「Charichari(チャリチャリ)」は、「とめる」「走る」の次に求められる「利用する」に着目し、名古屋市内での本格的なシェアサイクルとして、福岡に次ぐ2都市目の展開を開始する。サービス開始は7月中旬で、開始1年後には自転車台数800台、ポート120箇所、月間ご利用数10万件を目標とする。また、新型コロナウィルス感染症の拡大を防ぐ新たな移動手段として自転車のニーズが高まっていることを受け、名古屋市役所とも自転車活用推進においても連携する予定だ。

※1 2核1軸構造:JR・名鉄・近鉄などが結節する広域的な交流の拠点である「名古屋駅地区」、都心における商業の拠点である「栄地区」を2核とし、その間を広小路通・錦通・桜通などの東西軸が結節し、回遊性を高め、都市力の向上を図る方針。

 

サイクルジャパン:

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