徳島県がサイクルツーリズム振興策のひとつとして、自転車を解体せずにそのまま持ち込める専用バス「サイクル・キャビン」を開発、3日にお披露目した。県では今後さまざまなイベントで活用するとしている。
定員20名、自転車を19台車内に積載可能
県が開発した「サイクル・キャビン」は観光バスを改装したかたちで、車体後部に20席、前方にスポーツバイクを19台積載できるサイクルラックを設置した。3日、県内で行われたイベントでお披露目され、事前に応募した10名が実際に車内へスポーツバイクを載せて移動。移動先でサイクリングを楽しんだ。県ではこのバスによって、通常のツアーでは難しかった観光地を訪れる「広域サイクリングツアー」も可能となることから、今後、活用を進めていくという。