編集人のロバです。遅ればせですが、11日まで幕張メッセで開催された「サイクルモード インターナショナル2018」のレポートをお届けします。今回はバイク編です。スペシャルリポーターのカモミールさんと一緒にご案内します!
デローザ
毎回惚れ惚れするようなフォルムのバイクを余すところなく見せてくれるデローザ。今回も美しいですね。
新しいコンセプトを打ち出して注目されているMETAMORPHOSIS(メタモルフォーシス)も展示されていました。
ピナレロ
チームスカイのオフィシャルバイクということで、獲得ジャージ色のスペシャルバイクを誇るピナレロ。今年もフルーム、トーマスなどの活躍でブエルタのマイヨ・ロホ、ジロのマリア・ローザ、ツールのマイヨ・ジョーヌのスペシャルバイクが勢ぞろい。当たり前ですがこれを並べられるのはピナレロだけ!
LOOK
根強い人気を誇るLOOK。実はカモミールさんも非常にオキニだそうで、ブース内をじっくり巡っては食い入るような目でフレームをチェックしていました。こちらはヒルクライム・ダウンヒル向けの軽量ロード「785」。やっぱりクライマーなのかこのバイクが気になるようでした。
NAGI
知る人ぞ知る、しまなみ海道の玄関口である広島は尾道の企業が展開する、チタンをメインとするハンドビルドオーダーブランド「NAGI(凪)」。毎年広島県関係の団体と共同で出展しているんですが、今年はよりこだわりまくったバイクが出ていました!
フルチタンのミニベロ、というのがもうなんじゃこりゃ!?というくらいニッチなんですが、さらに重量も超軽量。公式だと全重量8.2kgとあるのですが、展示されていたのは7kgジャストにしてあるそうで(ブースの方談)。カモミールさんも片手でヒョイ、と持ち上げられます。それから、この独特すぎるジオメトリーは、ミニベロとしての乗り心地ではなく、ロード乗りが違和感なく走れるように試行錯誤した結果だそうです。ありえん…こだわり過ぎ!
narifuri
narifuriは基本的にはサイクルアパレルのブランドなんですが、今回初めてのフレームセットを発表していました。ドライブトレインは固定ギアとベルトドライブでの変則ギアに対応、という独特の仕様となっています。
組み上げ例も展示されていました(こちらはベルトドライブ)。街乗りからちょっとしたオフロードまで、少し趣きを変えたお洒落なバイクを作りたい人にはぴったりかもしれません。
もろもろ
その他、ロバとカモミールさん独自視点で気になったバイクをご紹介してみます(勝手にすみません!)
サーベロのタイムトライアル専用バイクですが、徹底的に整流にこだわった流線型、ため息が出そうですね。トップチューブ上のツールボックスまで専用のフォルムです。
BOMAのシクロクロスバイク「D・OLA」の横にあった参考出品のフレーム、シェイプからすると「FENTE」ベースかな?と思ったのですが、独特なペイントとともに前後ディスクブレーキ搭載で、今後何か発表があるのかなと思わせるものでした。
今年発表されて大いに話題になった「二階建てハンドル」搭載のキャニオン「グレイル」。今回試乗もできたそうで多くの方が乗り心地を試されていたようです。
自転車雑誌などが参加する企画で、ミニベロのカスタマイズ展示があったのですが、こちらが一番独特でお洒落だなーと感じました。京都あたりまで新幹線まで行って、こちらで街中を走るとよく似合いそう!
独特の個性が光る塗装とパーツセットアップ、どこのメーカーだろう?と思ったら、メーカーではなく東京は二子新地にあるバイクショップ「Above Bike Store」さんでした。完成車だけでなくカスタムの受注、パーツやアクセサリも取り扱っているそうです。幅広い要望を聞いてくれそうですよ!
そんなわけでリポートまだ続きます。