全国各地でサイクルツーリズム事業を展開するルーツ・スポーツ・ジャパンが、2018年、2021年に引き続き、サイクリストを対象としたアンケート調査「サイクリスト国勢調査2025」を7月22日まで実施している。アンケート内容はツール・ド・ニッポンが全国の自治体などへ提案する際に参考とするほか、サマリーをWebで公開予定だ。以下、リリースより紹介。
「サイクリスト国勢調査」について
ツール・ド・ニッポンが2018年および2021年に行った「サイクリスト国勢調査」では、サイクリストにはどういったタイプがいるのか、どのようにサイクリングを楽しんでいるのか、コロナ禍の前後でその楽しみ方に変化はあったのかということを明らかにしました。
その調査をもとに「サイクリストが求める受入環境やコンテンツの在り方」を体系的なデータ集にまとめあげ、全国の地方自治体を始めとする「地域」に提供してきました。
その結果、全国多くの自治体で「サイクリストウェルカムな地域づくりのデータ基盤」として調査結果を活用いただいており、地域のサイクルツーリズム推進にとって欠かせないデータソースのひとつとなっています。
このようにサイクリストの皆様の声を集約し、全国の自治体などにお伝えすること。そして日本全国にサイクリストが地域を快適に楽しんで走行できるフィールドを拡げていくことが、ツール・ド・ニッポンの使命であり、そのための具体的な手段の1つが「サイクリスト国勢調査」です。
過去実施した「サイクリスト国勢調査」について
「サイクリスト国勢調査2025」の目的
前回の調査から4年が経過し、サイクルツーリズムを取り巻く環境は大きく変化しています。
・物価高騰による自転車本体や付属品、消耗品パーツの値上がり
・技術革新による自転車を取り巻く機構の変化(ブレーキシステムやタイヤ幅など)
・グラベルやシクロクロスなど、オンロードにとどまらない自転車の楽しみ方の台頭
2021年からの現在までで、皆様の自転車を取り巻く環境や遊び方も大きく変化しているのではないでしょうか?
そこでこの度過去2回実施した「サイクリスト国勢調査」の追跡調査という形で、物価高騰や技術革新、オフロードの台頭といったことが叫ばれる中、自転車の楽しみ方やニーズがどのように変化したかを明らかにし、その変化を定量定期に把握するため、「サイクリスト国勢調査2025」を実施することにしました。
本調査の結果をもとに、ツール・ド・ニッポンではサイクリストが求める「新しい自転車の楽しみ方」を把握し、それに適う環境・ソフトづくりを日本全国に提案して参ります。
多くのサイクリストの皆様から、アンケート回答へのご協力をお願いします。
なお、アンケート結果は、サマリー版をWEBにて公開する予定です。
サイクリスト国勢調査概要
【調査名称】サイクリスト国勢調査2025 -自転車を取り巻く「今」を知る-
【調査期間】7月15日(火)~7月22日(火)
【設問数】最大53問
【所要時間】約15分~20分
【対象】自転車を趣味・レジャーとして楽しんでいる方
【調査結果】調査結果のサマリー版を公開予定です。