5月8日開幕のジロ・デ・イタリアに出場するUCIワールドチームのEFエデュケーションNIPPOが、ジロに向けた特別仕様のチームキットを発表した。チームに所属するライダー達の出身国の国旗の色をモチーフにしたジャージは、プロトンの中でもひときわ映えそうだ。なお5月下旬には一般発売される。
マリアローザをリスペクトしデザインした「ユーフォリアコレクション」
ジロ・デ・イタリアの象徴である総合リーダージャージ「マリアローザ」のピンク色は、開催期間中もっともリスペクトされるべき色。そのピンクをチームキットのメインカラーに据えるEFエデュケーションNIPPOが、昨年に続いてジロ仕様の特別チームキットを発表した。昨年の「アヒルジャージ」は事前に届け出る時間がなくちょっとしたトラブルになってしまったが、今年は事前準備もしっかりできたという。まず所属ライダー全員の出身国の国旗に採用されている色を調べたところ、ピンクがまったく使われていないことが判明。これをモチーフに、様々な「国の色」を鮮やかに散りばめたグローバルなものに仕上がった。なおコレクションに冠された「ユーフォリア」の意味は、イタリア語で「多幸感」。ジロを走る幸せ、様々な国のライダーが一緒に走る幸せ、コロナ禍のなかで開催できる幸せなど、さまざまな意味を込めたものと言えそうだ。このコレクションは、5月下旬より一般発売予定だ。