カスタムサドルデザインプログラム「One-to-One」始動、対応店は東京大阪１店舗ずつから｜fi’zi:k

2024年7月2日お店情報,ニュース

「fi’zi:k（フィジーク）」がライダーひとりひとりに最適化したカスタム・サドルを製作するプログラム「One-to-One」の日本閣内でのサービス開始を発表した。ペダリング中の圧力データなどを計測したうえで、最適な３Dパッドを製作するという。以下、プレスリリースより紹介。

快適性とパフォーマンスのパラダイムシフト

fi’zi:kが新たに発表した「One-to-One（ワン・トゥ・ワン）」は、あなたの、あなただけのライディング・ニーズを基に、世界でひとつだけのカスタム・サドルをデザインし、制作する画期的なプログラムです。

サドルにかかる圧力をペダリングしながら記録することで、独自の圧力プロファイルを作成し、そのデータを使用して快適性とパフォーマンスの両面で比類のない性能を実現する特注の3Dプリントパッドを作成します。3Dプリント・サドルのADAPTIVEを支える先進のテクノロジーをベースに、さらに次のレベルに引き上げた「One‑to‑One」は、パーソナル・デザインとエンジニアリングの最高峰であり、すべてのサイクリストにカスタマイズされたサポートを実現します。

ADAPTIVEは、同じサドルのパッド内に、シームレスで明確に区別できる機能的な快適ゾーンの作成を可能にしましたが、この積層造形プロセスのメリットはそれだけではありません。大規模な取り組みが必要で、高額な金型製作コストがかかる従来の射出成形とは異なり、単品生産も比較的容易に行うことが可能です。

完璧なオーダーメイド・サドルを作るためには、まず関連するデータを収集する必要があります。
One-to-Oneの正規ディーラー、そしてgebioMizedとfi’zi:kが共同開発した独自の圧力マッピング・テクノロジーを駆使し、圧力のピーク、ホットスポット、アンバランス、不安定性を浮き彫りにし、あなたの理想的なサドル形状を特定します。

計測した圧力プロファイルと、Carbon社のDigital Light Synthesis™ によってADAPTIVE 3Dプリント・サドルは製造されます。
機能的なコンフォート・ゾーンを備え、あなたのライディング・ニーズを満たすよう繊細に調整された世界に1つだけのサドルを製造します。
サポートが必要な部分は硬く、圧迫感を和らげることを最優先する部分には柔らかく。
fi’zi:kはついに、あなたの為だけのサドルを作り始めます。

fi’zi:kのファクトリーで製作されたカスタムサドルは、One-to-Oneプログラムを行った正規ディーラーに直送されます。
サドルが届いたら、One-to-One正規ディーラーにて最終のフィッティング・セッションを受けていただきます。

ベースバリエーションは6種類

One-to-Oneプログラムによって製作が可能な、サドルのベースバリエーションは6種類。
すべてのラインアップに対して9 x 7mmカーボンレール仕様の「R1」と7 x 7mm KIUMレール仕様の「R3」をお選びいただく事が可能です。
圧力マッピングデータを取得するためのセッションの中で、データを分析し、最適なベースサドルの形状を導き出します。