UCIワールドチームのトレック・セガフレードは、2020年まで契約を残していた別府史之との契約を解消したと発表した。移籍先など今後の予定は分かっていない。
2年契約を途中で解消、移籍先など未定
衝撃のニュースが飛び込んできた。UCIワールドチームのトレック・セガフレードは先ほどチームの公式SNSなどで、2020年まで契約途中だった別府史之選手との契約を解消すると発表した。2005年にプロライダーとしてのキャリアを開始した別府選手は、これまでトップカテゴリーのプロチームを渡り歩き、日本人で初めて全てのモニュメント、グランツールを完走した第一人者として日本のロードレースシーンを引っ張ってきている。先月のジャパンカップ サイクルロードレースにもチームの一員として参戦、先週のサイクルモードでもトークショーなどに登場、ファンに対し気さくに接し来期の抱負も語っていただけに、衝撃の発表となった。現時点で移籍先などの情報は報じられておらず、今後の動向が注目される。
(以下、2019年11月7日18:30分更新)
「新たな夢のために決心した」
別府選手はチームの発表を受け自身のSNSアカウントでコメントを発表、今回の発表は自身が「新たな夢のために前に進むことを決心した」ものだと語った。今後は新たなチームで現役続行することを示唆したものとみられる。