昨日、トレック・セガフレードとの契約解消を発表したばかりの別府史之選手が、来季はUCIプロチームとなる予定のフランスチーム「デルコ・マルセイユ・プロヴァンス」に所属すると発表した。東京オリンピック出場に向け、UCIポイント獲得の環境整備を重視したとみられる。
チーム「デルコ・マルセイユ・プロヴァンス」とは
『デルコ・マルセイユ・プロヴァンス(Delko Marseille Provence)』チームは、フランス南部最大の都市マ
またこのチームは来季からNIPPOのサポートを受けることが決まっており、その一環として石上優大、岡篤志、中根英登が加入することがすでに発表されている。別府は彼ら後輩の指導役としても、チームの中で重要な役割を果たすことになりそうだ。
「経験を若い選手へ。そして東京オリンピックに選ばれたい」
別府は自らの公式ホームページで移籍を発表するとともに、移籍先チームの公式SNSでもフランス語でコメントを発表。「私にとって新しい挑戦。新しい方向性をとる時が来ました。 すべての出発点に戻ることができたことを誇りに思います!おそらく私は、15年後にマルセイユに戻る運命にあったのでしょう…」と感慨深くこれまでを振り返りながら、来季への意欲を示した。