【ジャパンカップ2022】別府史之氏、引退セレモニー行われる「ジャパンカップで引退したかった」

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本日行われた「ジャパンカップクリテリウム」のスタート前に、2021年シーズン限りで引退した別府史之氏の引退セレモニーが行われた。その華々しいキャリアに対し、宇都宮市の佐藤栄一市長が花束を贈るなど礼が尽くされたなか、自身も感極まるなど感動的なシーンが垣間見られた。

「本当はジャパンカップで終えたかった」

会場MCのサッシャからねぎらいの言葉とともにコメントを求められた別府氏は、堪えきれず感極まった表情で、少し言葉をつまらせながらも以下の感謝の言葉を述べた。

「ほんとうは去年ジャパンカップで終えたかったんですが、しかしやはりこの日本で自転車選手をやめたかったというのがありました。(直前にパレードランでコースを走り)いま、ここを走って本当にこの自転車競技が好きだったんだなと強く思いました。ここで選手を終えられるのは幸せなこと。ありがとうございました」

今後、フランスに法人を設立し「サイクリングプロモーター」として自転車界に様々な貢献をする活動を行う予定だが、この日新たに明らかにしたこととして、フランスをはじめとして海外に日本の焼酎を紹介する事業を行うという。「フランスと日本の架け橋」になりたいと以前から表明している彼の活動は、プロサイクリスト引退後、さらに幅を広げることになりそうだ。

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