スポーツ向けのウェアラブル機器販売とデータプラットフォームサービスを提供するGarmin(ガーミン)は、世界的に23日から発生している障害によるサービス停止について、復旧を開始したとアナウンスした。全サービスの復旧についてまだ目処が立っていないが、ユーザー向けに復旧状況を知らせるページを開設した。
「顧客情報の漏えいは起きていない」
ガーミンのサービス停止に関しては、23日に障害が起こり世界的にサービスが停止している状態が続いていた。同社の説明によると「弊社のいくつかのシステムが暗号化されるサイバー攻撃を受けた」という。これによりユーザーが同社のサービスにアクセスできなくなったほか、メール、電話、チャットなどのカスタマーサービスも機能停止していた。当初、復旧がいつになるのか見通しの表明がなかった。
日本時間28日昼過ぎ、同社は公式サイトで復旧を開始したこと、同時に一部のサービスが再開していることをアナウンスした。また再開状況がわかるページを設置も設置している。ただし、すべてのサービスがいつ復旧する見込みなのかは不明だ。なお同社では、個人情報、決済情報を含むいかなる顧客データも漏えいしていないとしている。