Garminがペダル型パワーメーター『Rally』シリーズ発売、SPD-SL規格にも対応

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Garmin(ガーミン)が新しくペダル型パワーメーター『Rally(ラリー)』を発売すると発表した。LOOK KEO規格に加え、ペダル型パワーメーターとしては初のシマノのSPD-SL規格にも対応する。同社の技術力を遺憾なく投入し、誤差±1%という計測精度を達成しているという。4月発売で、すでに予約を開始している。

SPD-SL、LOOK KEO両対応でそれぞれデュアル、シングルセンサー仕様を用意

今回発表された『Rally』シリーズは、SHIMANO SPD-SL対応の『Rally RS』と、LOOK KEOクリート対応の『Rally RK』、それぞれデュアルセンシング(左右両方にセンサー内蔵)のRS200およびRK200と、シングルセンシングのRS100およびRK100の4種のラインアップで展開する。『Rally』シリーズの最大の特徴は計測精度。自動車、船舶、航空機機やダイビング、クライミングなど陸海空様々な分野のプロフェッショナルに向けて高精度GPS機器やウェアラブルデバイスを展開するGarminの技術力を活かし、±1.0%という測定精度を実現したという。

デュアルセンシングのRS200/RK200は、シッティング/ダンシングの合計パワー、ケイデンスに加え、左右のバランス、PCO(Platform Center Offse)※1やPP(Power Phase)※2など、総合的なペダルストロークが測定可能だ。これらを分析することで、効率の良いペダリングやフォームの改善につなげ、パワーロスの軽減、パワーを最大限に引き出す走行の実現をサポートする。シングルセンシングのRS100/RK100は、シッティング/ダンシングの合計パワーやケイデンスが計測可能。別売の「アップグレードペダル」を使用すればデュアルセンサーにアップグレードできる。

また『Rally』シリーズは、Garminのウェアラブルウォッチやサイクリングコンピュータ『Edge』と、互換性のあるスマートフォンを通じて計測データをその場で確認できる。スマートフォンアプリ「Garmin Connect」と同期すれば、トレーニングのプランニングやトレーニング後の分析も可能となる。さらに計測データは、Strava、TrainingPeaks、Zwiftからもより詳細な分析や共有ができるという。

『Rally』シリーズは4月1日から発売開始で、すでに予約受付中だ。

Garmin Rally 製品仕様

製品名: Rally RK200、Rally RK100(LOOK KEO クリート対応)
Rally RS200、Rally RS100(SHIMANO SPD-SL クリート対応)
価格 : RK200/RS200 128,000円(税抜)、140,800円(税込)
RK100/RS100 79,000円(税抜)、86,900円(税込)
発売日: 2021年4月1日(木) ※予約開始3月25日(木)

・重量 : RK200 326g、RK100 334g 、RS200 320g、RS100 328g
・バッテリータイプ: LR44/SR44 (x4) or CR1/3N(x2)
・稼働時間 : 約120 時間
・耐荷重量 : 105kg
・測定精度 : ±1.0%
・対応クリート : RK200/100 LOOK KEO、RS200/100 SHIMANO SPD-SL
・Qファクター : 53mm(55mm with2mm washer)
・スタックハイト : 12.2mm
・無線通信 : ANT+(R)、 Bluetooth(R)

※1 ペダル面に対するトルクの分布。個人の癖などの把握だけでなく、怪我や不調など微妙な身体的変化などを把握するのにも役立つ。
※2 ペダリングにおけるトルクのかかり始め、終わりを表示する計測値。力のかかり具合を分析することでサドルやクリートポジションや走行姿勢など様々な改善を導き出せる。

問い合わせ/ガーミンジャパン

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