2019年7月6日、女子サイクルロードレース界最高峰とされるステージレース「ジロ・ローザ」は開催2日目を迎え、この日のステージは2012年ロンドンオリンピック金メダリストのマリアンヌ・フォス(オランダ、CCC)が最後のスプリントを制しステージ優勝した。與那嶺恵理(アレ・チッポリーニ)は後方集団でゴールし74位だった。
最初に2級山岳、降って徐々に登る第2テージ
トリノ北西部のヴィウを周回する第2ステージは、スタート直後に2級山岳(1414m)を登った直後に1,000m近く下り、その後再びスタート地点近くの標高800m強あたりまで徐々に登っていく78.3km。厳しいアップダウンが設定されたコースを、選手たちはハイペースでこなしていった。
途中、與那嶺が所属するアレ・チッポリーニのロミ・キャスパーを含む逃げ集団が形成されたが、残り10kmあまりで吸収。最後の激しい主導権争いの中から、タイミングよく抜け出したのはオリンピック王者のマリアンヌ・フォス(オランダ、CCC)。瞬発力で飛び出し、そのままゴールまで駆け抜けステージ優勝を遂げた。
なお與那嶺は1分47秒遅れのステージ74位で完走。総合では4分23秒遅れの58位となっている。