自転車活用推進官民連携協議会、「自転車通勤の手引き」を公開

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官民の自転車関連団体からなる「自転車活用推進官民連携協議会」は、自転車通勤や業務利用を拡大するため「自転車通勤導入に関する手引き」を公表した。会社等での自転車通勤を認めた場合の様々なメリットについて取り上げているほか、就業規則のテンプレートなども公開している。

自転車通勤は「経費節減」「生産性向上」「従業員の健康向上」に効果ありとアピール

自転車活用推進法、自転車活用推進計画の成立・施行を受け、国土交通省は省内に推進本部を設置し、各種振興のための施策推進を行なっている。そのひとつが官民の関連団体を束ねる「自転車活用推進官民連携協議会」を通じての活動だ。

この協議会が今回公開した手引きは、企業や団体がこれから自転車通勤制度を導入するための検討をする際や、すでにある自転車通勤制度の見直しを行う際の参考としてもらえるようまとめたもの。企業が制度を導入するメリットや、制度の導入・実施における課題などを列挙し、実践的に対処できるものとなっている。例えば通勤手当はどの程度の金額が多いか集計データを提示したり、事故を防ぐための研修の事例や事故対処例、駐輪場やシャワールーム設置の例を紹介。すぐ使える「自転車通勤規定」や「自転車通勤許可申請書」のひな形も提供しており、この手引きがあれば、制度の導入検討から実施まで何をすれば良いかが分かるようになっている。

外部サイト:国土交通省 「自転車通勤導入に関する手引き」について

 

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