東京の八王子市夢美術館では11月23日(火・祝)まで、特別展「自転車のある情景」を開催中だ。美術・デザインの面から自転車文化を取り上げるアプローチで、東京サイクルデザイン専門学校の生徒による作品も展示される。
特別展 自転車のある情景
近年、自転車という身近で慣れ親しんだ乗り物に世界的な規模で新たな注目が集まっている。人の力で走ることの楽しさ、自然や都市との対話、スポーツとしての醍醐味、環境への優しさ、健康の増進、移動手段としての利便性…。自転車の魅力が再発見され、ヨーロッパでは自転車ハイウェイの構想が実現しつつあるなど、その動きはさらに加速化されている。
日本においても、スポーツ車の増加、幼児用足蹴り自転車、専用レーン設置の推進、宅配自転車、レンタル自転車の普及など、街で見かける自転車の風景が変わりつつある。
特別展「自転車のある情景」では、新しい姿を示しつつある自転車文化について、主に美術やデザインの面からアプローチ。自転車を題材とした絵画やポスターなどの美術作品と、実際の自転車を展示し、自転車の歴史、自転車のあるライフスタイルについても紹介し、「美術」を幅広い視点からとらえ、自転車を通じて美術と社会の豊かなあり方を考える。
開催概要
会期:2021年9月17日(金)〜11月23日(火・祝)
開館時間:10:00〜19:00
※入館は閉館の30分前まで
休館日:月曜日
※ただし、祝日の場合は開館し翌火曜日休館
会場:八王子市夢美術館
(東京都八王子市八日町8-1ビュータワー八王子2F TEL 042-621-6777)
観覧料:
一般:800円
学生(高校生以上)、65歳以上:400円
中学生以下無料
主催:公益財団法人 八王子市学園都市文化ふれあい財団(八王子市指定管理者)
協力:東京サイクルデザイン専門学校
企画協力:アートプランニング レイ