転がり抵抗10%向上!渾身の新レーシングタイヤ「BLACKBIRD RACING LAB」登場|HUTCHINSON
フランスのタイヤブランド「HUTCHINSON(ハッチンソン)」が、『史上最速』と銘打つ新タイヤを発表した。以下、プレスリリースより紹介。
ハッチンソン史上最速のタイヤ、誕生
陽光降り注ぐ季節が到来し、冬の眠りから目覚めた愛車のハンドルを握る時が来ました。最高のパフォーマンスを求める貴方のために、ハッチンソンが史上最速のタイヤ「ブラックバード・レーシング・ラボ」をご 用意いたしました。
フランスで丹念に作り上げられたこの革新的なタイヤは、100年以上にわたるハッチンソンの経験と情熱を結集した傑作です。
伝説の超音速偵察機「SR-71 ブラックバード」の名を受け継き、圧倒的な加速とグリップ力で、あなたを新たな地平線へと導きます。
・新コンパウンド マッハトレッド3.0とスイフトイージーケーシング技術採用
・転がり抵抗 10%向上(前世代タイヤ比)
・トレッド幅が15%広くなり、グリップ力とコーナリング性能が向上
圧倒的な性能を誇る「ブラックバード・レーシング・ラボ」
新開発のマッハトレッド3.0コンパウンドとスイフトイージーケーシングテクノロジーにより、従来品と比べて10%の効率向上を実現。
さらに、並外れたグリップと4000kmを超える驚異的な耐久性を誇ります。
ブラックバードは4年にわたる研究開発の結果生まれた、これまでで最速のタイヤです。前世代のフュージョン5と比べて転がり抵抗が10%向上しました。同時に、実走で、4000キロを超えるクラストップの長寿命を獲得しました。
転がり抵抗低減の中心は、スイフトイージーケーシングという新構造です。ビードに巻き付けたケーシングを中央部のポリアミド製耐パンク層に直接接着しています。通常のタイヤではこれらは重なる構造を持っています。
ケーシング最終層は両側のビードを包み込むことで空気漏れを低減します。スイフトイージーケーシングで路面との接触がより柔軟になり、転がり抵抗と快適性を大幅に向上させながら、127TPIケーシングの重なりを2層に留めることで重量を軽減しています。その結果、超高速・快適・軽量なブラックバードは28ミリタイヤでわずかに290グラムです。
ブラックバードでデビューするテクノロジーがもう1つあります。ハッチンソンが開発した中で最速かつもっとも効率的なトレッドコンパウンド「マッハ トレッド 3.0」です。このまったく新しいコンパウンドは驚異的に低い転がり抵抗と高い反発力を持ち、路面と接触した際のエネルギーリターンが25%向上します。
「マッハ トレッド 3.0」は、以前の 11ストームコンパウンドよりも10%硬く、道路上の破⽚がタイヤを引き裂く力に抵抗する能力が向上し、4,000km を超える寿命を持っています。この硬さに相反する性能であるグリップ力は、前世代と同等の⾼レベルを維持しています。
設計は最新の幅広のリムがベースで、トレッド⾯は前世代のタイヤより15%広くなっています。そこに、より柔軟になったスイフトイージーケーシングを組み合わせました。その結果、タイヤと道路の接地⾯が前後方向よりもヨコに広くなり、アグレッシブなコーナリングと転がり抵抗の低減を可能にしました。