XCタイヤ「PYTHON RACE」「PYTHON 3」を刷新|HUTCHINSON
フランスのタイヤブランド「HUTCHINSON(ハッチンソン)」がXCタイヤをアップデートし、「PYTHON RACE」「PYTHON 3」を発表した。以下、プレスリリースより紹介。
PYTHON RACE
重量わずか610g、エリートレベルのXCレース決戦用タイヤ
パイソンレースは、デカトロンフォードレーシングチームとのパートナーシップの直接の成果であり、エリートレベルのXCレースでの要望を満たすために開発されました。ワールドカップでのメダル獲得と、今夏のパリオリンピックでの成功を⽬指し、軽量かつ最速のタイヤが求められました。レーシングラボプログラムの⼀環として、同チームは2023年シーズンからさまざまなプロトタイプをテストと実戦で使いました。異なる構造、さまざまなコンパウンドを評価し、エリートXCに最適なパフォーマンス、重量、快適性の究極の組み合わせを決定しました。
誕生したのは、クラス最軽量の610g、ハッチンソンMTBシリーズ最速の決戦用タイヤです。30mm幅のリムでは60mmのボリュームとなり、驚くべきトラクションを持ち、コースに応じて自由に変形するタイヤです。RRXCコンパウンド、3x127TPI構造、⽐類のないスピードを実現する超薄型1.5mmの中央トレッド、コーナーでのグリップ⼒と耐パンク性能を強化する大きめのサイドノブを備えています。
PYTHON 3
スピードと実用性を両立、耐パンク性能も向上
パイソン3は、パイソン2の後継モデル。スピード、グリップ、快適性を重視した汎⽤性の⾼いタイヤで、最新の幅広のXCリム用に設計されています。
パイソンの特徴的デザインを失わず、幅広の中央トレッド、安定した接地性能を持ち、ブレーキ面積とグリップ力を向上させながら、ノブ間のスペースは、泥詰まりを防ぐための設計になっています。サイドノブは、前モデルに⽐べてグリップ⼒が向上し、より安定したハンドリングが可能になりました。また、RRXCコンパウンドと3x66TPIケーシングの組み合わせで柔軟性と重量のバランスをとり、前述のビード間のハードスキン層を追加することで⽐類のない耐パンク性を実現しました。
パイソンレース同様、デカトロンフォードレーシングチームと共同で開発されています。両ビード間にハードスキン保護層を配し、テクニカルなコースでの耐パンク性が向上しました。耐久性向上により、スピード、グリップ、快適性、実⽤性の理想的なバランスを実現し、より⼀般的なXCライドやレースに最適な選択肢となっています。XCレースタイヤのパフォーマンスを提供する、⾼速で軽量なモデルです。