愛媛県の若手職員で構成した県AI（人工知能）推進ワーキングチームは、活用の施策アイデアをまとめた。中にはサイクリングのルート作成や走行中の音声ナビゲーションシステムなどのアイデアも含まれている。今後関係部局と実現に向け調整を進める。
AIで最適なサイクリングルートを作成
今回チームがまとめたのは、「庁内事務への活用」「産業振興」「住みよいまちづくり」の3分野におけるAI活用のアイデア10個。その中で注目されるのは、AIによるサイクリングルートの作成だ。「サイクリストからの評価が高い観光情報等を収集し、AIが時期・天候等と組み合わせた最適なサイクリングルートを提案するとともに、スマホから音声案内で走行中のナビゲーションを行い、国内外サイクリストの満足度向上を図る」としている。
実際に提案されたアイデアについてはこちらで公開されており、知事にも報告済み。今後庁内で政策提案として周知され検討が進む予定だ。