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イネオスがツール出場メンバーを発表 グランツール優勝経験者を3人擁する豪華布陣に

 

©️A.S.O. Alex BROADWAY | Pauline Ballet

UCIワールドチームのイネオス・グレナディアズは18日、26日に開幕する第108回ツール・ド・フランスの出場メンバー8人を発表した。3大グランツールの個人総合優勝経験者を3人も擁する、稀代の強豪チームならではの豪華な布陣となった。

エースの発表なし トーマスとカラパスのダブルエース体制か

26日に開幕する第108回ツール・ド・フランス。出場チームの中でもっとも注目されるトップチームのひとつ、イネオス・グレナディアズが18日、以下の出場メンバーを発表した。

リチャル・カラパス(エクアドル)
ジョナタン・カストロビエホ(スペイン)
テイオ・ゲイガンハート(イギリス)
ミハウ・クフィアトコフスキ(ポーランド)
リッチー・ポート(オーストラリア)
ルーク・ロウ(イギリス)
ゲラント・トーマス(イギリス)
ディラン・ファンバーレ(オランダ)

改めて紹介するまでもなく、2018年ツール覇者のトーマス、2019年ジロ・デ・イタリア王者カラパス、翌年2020年にジロを制したゲイガンハートという過去3年間のグランツール優勝経験者が3人揃うという、他のチームは決して真似できない豪華な布陣が実現した。チームからは今回のエースについて言及がないものの、先週まで開催されていた直近の前哨戦であるツール・ド・スイス、クリテリウム・ドュ・ドーフィネに出場し、万全の仕上がりを見せたトーマスとカラパスが双璧となることが予想される。

発表にあたりチーム代表のブレイルズフォード卿は、以下のように意気込みを表した。

「今年のツールでは、これまでのように集団牽引だけで勝てるとは思っていない。すべてのステージのすべての場面で主導権を握り、あらゆるチャンスを捉え、ライバルチームが一瞬たりとも気を抜けないようにしたい。私たちは今季から、チーム戦略をよりオープンかつアグレッシブなものへと変化させた。シーズンを通して戦えるチームとなり、レースを楽しもうとする気持ちがチーム全体に浸透している。この冒険的なアプローチがチームをより大胆にレースするよう導いていて、間違いなくこの姿勢でツールに挑むだろう。すべてのステージ、すべての瞬間でそれを貫き、結果を求め続ける。鍵は、我々の団結力とお互いを思う気持ちが最後まで続くことだ。『期待以上』を期待してほしい」

サイクルジャパン:

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