石上優大と岡篤志が相次いでNIPPO・プロヴァンス・PTSコンチに移籍、欧州の舞台へ復帰

ニュース,レース

岡篤志選手(左)と石上優大選手(右) teamnippo.jpより

スイス籍のコンチネンタルチーム「NIPPO・プロヴァンス・PTSコンチ」は、石上優大選手と岡篤志選手の加入を相次いで発表した。昨シーズンは2人とも当時NIPPOがサポートしていたフランス籍のチームに所属していたが、チーム事情などで起用されない事態に陥り去就が注目されていた。同じNIPPOのサポートする別チームへ移籍がかない、ようやく国際舞台に復帰することとなった。なお同チームには織田聖選手も今シーズンから加入しており、日本人3人が同じチームに在籍することとなった。

石上優大はすでにレース出場、持ち味発揮

現在23歳の石上は、登りを得意とするオールラウンダー。2017年よりフランス名門アマチュアチーム「AVC エクスサンプロヴァンス」に所属、2018年に全日本選手権ロードU23カテゴリーで優勝し、同年には大分アーバンクラシック(UCI1.2)で優勝している。またU23カテゴリー最終年となる2019年は厳しい登坂コースで開催されたスペインのワンディレース(UCI1.1)で7位入賞。これは過去を通じても欧州の舞台で日本人選手が残した有数の結果だ。そして2020年、満を待してフランス籍UCIプロチームである「NIPPO・デルコ・ワンプロヴァンス(当時)」に加入しプロデビュー、東京オリンピックの出場枠争いにも最後まで絡んだ。

今シーズンはコロナ禍とトラブルをかかえたチーム事情でレース活動がままならない状態だったが、同じチームの別府史之が移籍したワールドチーム「EFエデュケーション・NIPPO」の下部チームであるスイス籍のコンチネンタルチーム「NIPPO・プロヴァンス・PTSコンチ」に移籍。さっそく6月23日から27日までポルトガルで開催された「Volta ao Alentejo(ヴォルタ・アオ・アレンテージョ UCI2.2)」に出場し、一時山岳賞争いに加わるなどブランクを感じさせない活躍を見せている。

石上優大選手 コメント

NIPPO・プロヴァンス・PTSコンチ に加入できること大変嬉しく思います。
去年、今年となかなかレースに出られませんでしたが、またこうしてヨーロッパのレースに出ることが叶い、とてもわくわくしています。2021年シーズン残り半分ですが、精一杯頑張ります。

プロフィール
石上優大(いしがみ まさひろ)
出身地 神奈川県横浜市
誕生日 1997年10月20日(23歳)
脚質 オールラウンダー・クライマー

主な戦績
2019
プルエバ・ヴィッラフランカ・オルディズィアコ・クラシカ 7位
全日本選手権U23ロード 9位

2018
大分アーバンクラシック 優勝
アジア選手権U23ロード 4位
ジャパンカップサイクルロードレース 17位
全日本選手権U23ロード 優勝

岡篤志、予期せぬ出場停止処分が明け晴れて国際舞台に復帰

岡はU23時代を欧州で過ごしたのち一度競技から離れたが、再びロードレース選手として活動。2019年のツアー・オブ・ジャパン(UCI2.1)開幕ステージの個人タイムトライアルを23歳の若さで制したほか、同年の全日本選手権タイムトライアルでも準優勝。タイムトライアルやスプリントに長けるオールラウンダーとして期待される若手の一人だ。

今シーズン、石上選手と同様にコロナ禍とトラブルをかかえたチーム事情でレース活動がままならない状態だったが、さらに自身は眼科手術にともなう意図しない禁止薬物摂取を指摘され、活動停止処分を受けていた。処分が明け、石上選手とともに今回の移籍でレース活動を再開できることとなった。

岡篤志選手 コメント

NIPPO・プロヴァンス・PTSに加入させていただくことになりました。昨年から今年にかけて、私にとっては本当に厳しい時間を過ごしましたが、再びヨーロッパにチャレンジする機会を与えてくださったチーム関係者の皆様には心より感謝いたします。良きチームメイトと、素晴らしいチームパートナーと共に活動できることがとても楽しみです。
これまでの困難を乗り越え、一回り成長できたと確信しておりますので、結果を残せるよう頑張ります。

プロフィール
岡 篤志(おか あつし)
出身地 茨城県つくば市
誕生日 1995年9月3日(25歳)
脚質 オールラウンダー

主な戦績
2019
ツアー・オブ・ジャパン 区間優勝
ツール・ド・熊野 総合2位
ツール・ド・栃木 総合4位
全日本選手権TT 2位

2018
大分アーバンクラシック 4位

2013
全日本選手権ジュニア ロード2位
全日本選手権ジュニアTT 優勝

こちらもどうぞ