競輪選手のドーピングが発覚 アンチドーピング機構が資格停止4年の処分発表

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日本アンチドーピング機構(JADA)は2018年8月8日付で、5月に行われた全日本プロ選手権時のトーピング検査で陽性となっていた競輪の伊藤成紀選手に対し、2018年7月11日から4年間の資格停止処分を課すと発表、本人に通知した。

今年5月開催の全日本プロ選手権に出場

JADAの発表によると、伊藤選手は2018年5月28日に開催された「第65回プロ選手権自転車競技大会」の男子ケイリン種目に出場したが、その際のドーピング検査で禁止薬物である「メタンジエノン」「クロミフェン」が検出された。伊藤選手はJADAに対し「心当たりがない」と主張したが、処分までのプロセスで認められているB検体による再検査の要求、聴問会の開催も求めなかったため、そのまま処分が下された。

なお伊藤選手は大阪S2に所属するプロ競輪選手だが、今後競輪選手としての活動に制限が加わるかは今のところ定かではない。プロフィールページによれば、9月の函館開催、豊橋開催に出場する予定となっている。

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