JCF(日本自転車競技連盟)が9日、2021年9月19日(日)から9月26日(日)までベルギー・フランドル地方で開催されるロード世界選手権への派遣選手を発表した。エリートは男子が新城幸也(バーレーン・ヴィクトリアス)、女子が與那嶺恵理(チームティブコ・シリコンバレーバンク/OANDA JAPAN)と、先日の東京五輪にも出場した男女トップ選手が順当に選出された。
今年の世界選手権はベルギー・フランドル地方で開催
今年のUCIロード世界選手権は、クラシックレースの聖地でもあるベルギー・フランドル地方の複数の都市で一連の種目が開催される。皮切りとなる9月19日の男子エリート個人タイムトライアルは、西フランドル地方北の港湾都市クノックヘイストからブルージュへ向かう43.3km、最後を飾る9月26日の男子エリートロードは、アントワープとルーヴェンを結ぶ268.3km。平坦でありつつも、所々に急峻で小規模な丘陵が存在するこの地方の特徴を活かしたプロファイルとなっている。
また今回、JCFはU-23世代の選手派遣を見送り、ジュニア世代で男子4人、女子2人を派遣。次世代の育成に力点を置く姿勢を見せている。なお今年は11年ぶりにスポーツ専門チャンネル「JSPORTS」が19日の男子エリート個人タイムトライアル、26日の男子エリートロードレースを生中継する。