【全日本自転車競技選手権2019】個人タイムトライアル王者に増田、與那嶺
来年のロードレース競技会場となっている静岡県の富士スピードウェイで、第88回全日本自転車競技選手権がいよいよ始まった。初日の27日は個人タイムトライアルが開催され、女子は與那嶺恵理、男子は増田成幸が優勝した。
女子個人タイムトライアル:與那嶺恵理、予想通りの圧勝
Defended Japan National Champion 🇯🇵🤘🏻 in #yellowfluorange kit @CipolliniTeam 💛🌼🧡
So much appreciated all of them supporting me for the race in Japan 🇯🇵 @bikeshopforza@OANDAjp#梅丹
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— eri yonamine (@YonamineEri) June 27, 2019
女子個人タイムトライアル(26km)は大方の予想通り、與那嶺恵理(アレ・チッポリーニ)が他を寄せ付けず、2位に1分以上の大差をつけ貫禄の勝利。この種目5連覇を達成した。2位には若手の急上昇株、福田咲絵(慶應義塾大学)が入った。
男子個人タイムトライアル:増田成幸が初優勝
不死鳥、悲願の日本一 ブリッツェン勢、上位席巻 自転車全日本TT https://t.co/EMWk57CpfM#下野新聞
— 下野新聞 (@shimotsuke_np) June 28, 2019
男子は39kmの距離で争われ、新城幸也、別府史之も参戦するなど激しい混戦が予想されたが、結果は国内勢、宇都宮ブリッツェンの強さが際立った。優勝は増田成幸で、中間計測ポイントでトップに立ってからもコンスタントに走りきり初優勝。2位は11秒余の差で、同じ宇都宮ブリッツェンの岡篤志。同チームは他に鈴木譲が5位、小野寺玲が8位とトップ10以内に4人も入り、チーム戦術が非常に重要な30日のロードレースでの活躍が期待される。
注目された海外勢では、別府史之(トレック・セガフレード)がトップと14秒弱の差で3位と調子の良さを見せた一方、新城幸也(バーレーン・メリダ)は1週目の出遅れがたたり、トップから1分以上遅れての7位に終わった。