【2018ジャパンカップサイクルロードレース】現地レポートまとめ#5-ロードレース表彰式まで

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10月21日、宇都宮市郊外の宇都宮森林公園内で開催された「2018ジャパンカップサイクルロードレース」。サイクルジャパンではTwitterで速報的にお伝えしてきたが、レース最終盤、表彰式までをTwitter以外の情報も含めてラップアップする。

スタート

直後からオスカル・プジョル(スペイン、チーム右京)、マルコス・ガルシア(スペイン、キナンサイクリングチーム)が逃げる。少し後にクーン・ボウマン(オランダ、ロットNL・ユンボ)が追いつき、この3人を集団が容認、10周終了後まで落ち着いた展開となった。この間、逃げを容認したメイン集団では、地元チームの宇都宮ブリッツェンが集団をコントロールし、観衆を盛り上げた。

 

10周目以降

11周目の最高標高点(KOM)を通過するロベルト・ヘーシンク(ロットNL・ユンボ)終盤、激しくレースを動かした

11周目の古賀志林道で、後ろのメイン集団からロベルト・ヘーシンク(オランダ、ロットNL・ユンボ)がアタック。激しいペースアップで先頭集団が瞬く間に崩壊、先頭集団16名の優勝争いへと変わる。

引き続いて12週目の古賀志林道では、同じロットNL・ユンボチームのアントワン・トールク(オランダ)が飛び出し、さらに優勝争いに向けたセレクションにかかる。これに残ったのはトールク、ヘーシンク、ロブ・パワー(オーストラリア、ミッチェルトン・スコット)、ニコラシュ・ロッシュ(アイルランド、BMCレーシング)、イヴァン・サンタロミータ(イタリア、NIPPO・ヴィーニファンティーニ・ヨーロッパヴィオーニ)、マッティ・ブレシェル(デンマーク、EFエデュケーションファースト・ドラパック)の6人。ワールドツアーのステージレースではアシスト、ワンデーレースでは好成績を上げる常連の6人が連なった。

 

最終盤

14周目の最終周には再び、古賀志林道でトールクがアタック。終盤、繰り返された彼のアタックにこの時点でついてこれたのはパワーのみだった。

この2人が林道の登り、その後の下りと平坦区間を通じて残りの4人を引き離し、差が15秒以上となって賜杯の行方は事実上この2人に決した。最終周回の平坦区間を終えた田野町交差点以降では、ゴール直前までペースを落としながら牽制と駆け引き。最後のスプリントをロブ・パワーが制した。ロブ・パワーはジャパンカップ通算2回目で初優勝(2016年の初参加では3位)。2位にはトールク、3位は11週目までは先頭で主導権を争ったブレシェルが入った。

制したのは23歳、ロブ・パワー

正式なリザルトは公式Webサイトから閲覧できる。

外部サイト:2018ジャパンカップサイクルロードレース リザルト

 

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