【ジャパンカップ サイクルロードレース2017】現地観戦レポートpart1:チームプレゼンテーション
こんにちは、ロバです。
昨日より宇都宮に来ております。もちろんジャパンカップ観戦のためです!
ほぼ毎年来ていますが、雨の予報にもかかわらず(もしかすると台風も??)、
例年以上の盛り上がりを体感しています。
そんなわけで他のニュースサイトさんと比べるべくもありませんが、臨場感を大切にして適宜観戦レポートを上げてみたいと思います!今年はクリテリウムの生中継だけでなく、JSportsオンデマンドで無料の生中継があったりしますが、それを横目に見ながら、もしよろしければちょいちょい見てもらえると嬉しいです。
前夜のチームプレゼンテーション、この人の登場で盛り上がりは最高潮
昨日10月20日(金)は、恒例のチームプレゼンテーション。会場はおなじみ東武宇都宮駅近くのオリオンスクエアでしたが、開催中断続的に雨が降っていたにもかかわらず、屋根の外側にも人だかりができていました。集まった観衆のみなさんの目的は、もちろんこの人!
選手がステージへ向かうその前から、割れんばかりの歓声がオリオンスクエアに響きました。マイクを向けられたアルベルト・コンタドール選手は「空港についた1分後から、ずっと歓待の声をもらっている。ずっと日本に来たかった。現役のうちに来れなかったけれど、今回叶えられて非常に嬉しい。(会場で振られる多くのスペイン国旗を見てどうかと問われ)自分の国以外でこんなに多くのスペイン国旗を見ることはなかった。ホームに帰ってきた気持ちだ」と、はにかみながら語り、本当に感激している様子でした。
クリテリウムのためにスペシャルバイクを新調したという別府史之選手は「これで勝てなきゃまずいですよね」と意気込みを語りました。本日のクリテリウムは、コンタドール選手も彼の三連覇のためにアシストとして走ります。
私的注目チーム:チーム・ノボ ノルディスク
個人的に注目しているチームをご紹介します。選手全員が1型糖尿病患者で構成される「チーム・ノボ ノルディスク」です。
前身のチーム名は「チーム・タイプ1」。創設者で監督のサザーランド氏がはじめたこのチームは、いまでは糖尿病の治療薬を販売するノボ ノルディスク社のサポートを得て、各地の主要レースを転戦し好成績を上げるコンチネンタルチームとなりました。ジャパンカップにも連年参戦し、昨年はハビエル・メヒヤス選手が最後のスプリントにも参加して8位と、目覚ましい結果を残しています。
このチームは毎年参戦時に、糖尿病患者の方々を応援する企画も行っています。今年はこのオリオンスクエアまで、東京から自転車で向かうというイベントを行いました。病気になっても何も諦める必要はないという、パフォーマンスを通じてのメッセージは、毎年観戦者の心にインパクトを与えています。今年は好結果を残したメヒヤス選手は参戦していませんが、毎回日本に来てくれているシャルル・プラネ選手がいますので、経験を活かした好レースが期待できると思います。
クリテリウム開始まであと3時間を切りました。いろいろ動きながら、レポートどんどん上げたいと思います!