JR東日本とシェアサイクルプラットフォーム「HELLO CYCLING」を展開するOpenStreetが資本業務提携を発表した。OpenStreetが実施する第三者割当増資をJR東日本が引き受ける。今後、両社でシェアサイクルを活用した移動機能を拡充し、MaaSの展開・構築を連携して進めるという。
駅関連施設でOpenStreetのシェアサイクルステーションを拡充
約1,236万人という国内有数の会員基盤「JRE POINT」を持つJR東日本と、3,600以上のステーションを展開する国内最大級のシェアサイクルプラットフォーム「HELLO CYCLING」を運営するOpenStreetが協業する。この提携で双方の強みを掛け合わせ、シェアサイクルを活用した移動機能を拡充するMaaSの展開・構築を連携して進めるという。
具体的には、JR東日本グループの駅ビルなどで、Openstreetのシェアサイクルステーション拠点を拡充。同時に「JRE POINT」と連携させ、シェアサイクル利用時に「JRE POINT」が貯まるのサービスを構築する。また、JR 東日本の都市型MaaS アプリ「Ringo Pass」とOpenStreetが提供するシェアサイクルの連携についても準備を進める。