川崎重工が新開発した電動3輪ビークル「noslisu(ノスリス)」が大手クラウドファンディングサイトに登場した。前輪を2輪とすることで圧倒的な安定性を獲得し、大きく重い荷物もらくらく運べ、しかもスタイリッシュなデザインのこのモデルは大きな反響を呼び、100台限定だったこともありプロジェクト開始初日で完売した。
日本製、安定性、可搬性、スタイリッシュなルックスが人気に
「noslisu(ノスリス)」は川崎重工業の社内公募で始まったプロジェクトで、独自の3輪構造を生かした高い積載能力・安定性と高性能モーターが特徴。川崎重工のエンジニアチームがモーターサイクルのノウハウを投入し開発したモデルだ。電動アシストタイプと、フル電動タイプ(普通自動車免許が必要)の2つを用意し、街中のちょっとした移動を快適にする新しい提案として、大手クラウドファンディングサイト「Makuake」での応援購入を募った。
12日にプロジェクトがスタートしたがすぐに話題となり、50台ずつ用意した電動アシストタイプ、フル電動タイプいずれもスタート初日で完売した。この反響に、プロジェクトの担当者は「まさか初日で完売とまでは予想していなかったので、間違いなく関係者が一番驚いています。またたくさんの応援メッセージも頂き、これまた感激+泣きそうです。」と感激のコメントを寄せている。なお一般発売の開始時期は未定だが、不定期に試乗会を実施するという。