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郡山中央交通ら、東北初の「サイクリング専用バス」運行開始 後部に専用ラックを設置!

郡山中央交通と郡中トラベル(いずれも福島県郡山市)は、観光バスに自転車を分解せず手荷物として積込み目的地でサイクリングを楽しめる「CYCLINGバス」を共同開発したと発表した。全国的なサイクルツーリズム振興の流れを受けた東北初の試みだ。初運行は7月3日(土)となる。

初運行は「磐梯吾妻スカイラインヒルクライム大会」にあわせて実施

両社は今回、国や地方自治体が推進する「サイクルツーリズム」での活用の手段として、コロナ禍でも屋外で行われるスポーツである自転車利用の広がりに着目し、自転車愛好者のみならず、初心者でも気軽にサイクリングを楽しんでいただける事を目的に開発した。車体後部に積載専用ラックを設置、最大13台までの自転車を分解することなくそのまま搬入できる。座席は4席5列の最大20席となる。

具体的な利用シーンとしては、ロードレース・サイクルロゲイニング大会といったサイクルイベントでの提供のほか、社会人・高校・大学の自転車部やサークルなどの団体の合宿などでの利用などを想定している。その端緒として、今週末開催の「磐梯吾妻スカイラインヒルクライム大会」(7月3日ー4日開催)、9月4日開催の「奥久慈サイクリング~水郡線で行こう!!~」での運行が決定しているという。今後は県内の各自治体向けの活用や、日帰り・宿泊を伴うツアーを企画提案し新たな需要を開拓したいとしている。

 

サイクルジャパン:

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