日本企業が手がける、公道走行も可能な折りたたみ電動アシスト自転車が登場した。オフロード仕様で塗装は7層コートと見た目重視のデザインながら、フル充電で70km走行可能な充電池をフレーム内に内蔵でき、折りたたみで車に積みこめるというフルスペックだ。
「Kintone X」、最高速度33km/hも可能
今回販売を開始したのは、インターネット物販関連事業を手がける株式会社アースシップのグループ会社である株式会社KINETONE。これまでのクラウドファンディングを端緒として電動アシストバイクや電動キックボードを手がけてきたが、先行販売となった「KINETONE X」は登録手続きを行えば公道で原付自動車として走行できるスペックを持つ。ハンドル右のアクセルレバーをひねれば、公道で原付として走れる要件である時速30km/hに以上にすぐ到達できるという。
公道可能ということでミラーやウインカーといった保安部品、ナンバープレートを据え付けるマウントも装備している(もちろん登録や自賠責保険の加入はユーザー自身が行う必要がある)。
2月29日まで渋谷パルコで試乗体験可能
今回のクラウドファンディングは「BOOSTER STUDIO by CAMPFIRE」の協力により行われており、その一環で2月29日(土)まで、渋谷パルコ1FのBOOSTER STUDIOにて実車の試乗体験ができるという。クラウドファンディングでは最大で50%割引扱いで支援が可能だが、高額商品なだけに実物を見て確認するのも一考だろう。