スポーツデバイス開発のLEOMO、『DREAM SEEKER Racing Team』のスポンサード開始を発表
スポーツに特化したデバイスを開発するLEOMO, Inc.は11月1日、日本の自転車競技のプロチーム「Dream Seeker Racing Team / ドリーム シーカー レーシング チーム」へのスポンサー提携を発表した。開発販売しているセンシングデバイスを提供し、チームの強化を支援するほかスポンサーとして運営にも協力する。
自社の解析デバイスを提供
スポーツデバイスの開発・製造とそれに連動するサービスの開発を行うLEOMO,.Incは、3軸のジャイロスコープと3軸の加速度センサーを搭載した小さな5つのセンサーをサイクリストの体に取り付け、その動きをリアルタイムで計測&視覚化し、ログデータを元にパフォーマンス向上を支援する「TYPE-R」を販売している。競技アスリートとコーチにとって、モーション解析を活用してそのパフォーマンスを最大限発揮できるように設計されており、アスリートのフォーム、効率、パフォーマンスを最適化することができ、更には怪我の防止や怪我からの回復を助けるという。現在はアメリカ国内での販売のみだが、年内には国内販売を開始する。
今回LEOMOは、競輪選手を中心に構成され、東京オリンピックにおけるトラック競技でのメダル獲得を目指すプロチーム「Dream Seeker Racing Team / ドリーム シーカー レーシング チーム」へのスポンサードと、TYPE-Rの提供を開始する。これまでのデバイスとは違いモーション解析を屋外でも可能にするTYPE-Rは、アスリートやそのコーチがトレーニングや競技を行う環境と同じ条件下で、日々、気軽にモーションデータの収集を行うことができる。今後のチームの強化に大きな役割を担ってくれそうだ。
チームはUCIワールドカップに出場
スポンサードを受けることになったDream Seekerは、11月から行われるUCIワールドカップに去年に引き続き出場する。3日からのポーランド大会には新田祐大、深谷知広、長迫吉拓の3選手、11日からのマンチェスター大会には、新田祐大、深谷知広、長迫吉拓、小林優香の4選手が登場予定だ。競輪のトップ選手を中心に構成される彼らの活躍が、このニュースでさらに飛躍するのか注目される。